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椿りんねちゃんの『星の王子さま』で原作で渇望したシーンを見せてもらえた気がする【東洋ショー10中】


椿りんねちゃんの『星の王子さま』が最高だったので、以下原作を読んだことがない方にもわかるようにストーリーをなぞりながら演目の解釈を綴ってみようと思います⭐️🫅🏼🌹
個人の解釈なので、りんねちゃんの想いと違ってたらごめんなさい〜!ネタバレもご注意ください。

舞台は王子さまとバラがたったふたりきりで住んでいる小惑星。「この世にバラはたった一輪だけ」と言う美しいバラを大切に育てていたが、プライドが高くてわがままプリンセスなバラに疲れた王子さまは小惑星を出ていってしまう。
赤いドレスのバラりんねちゃんかわいすぎてどんなわがままも許すが!!?と思いながら見てた。ちなみに、東洋ショーのステージ写真④の表情とか座り方が個人的に原作のバラの解釈に合う〜〜!めっちゃバラだ〜〜!とテンション上がったので今週東洋ショーに行ける方はぜひともチェックしいただきたい。

王子さまは他の惑星を次から次へと旅する途中、たくさんのバラが咲く庭園を見つける。バラが嘘をついていたとがっかりする王子さまだけど、あるキツネと出会い「絆」について説かれ、絆を結んだ自分のバラが自分にとっては確かに唯一無二であり、他の誰にも代え難いと気づく。
りんね王子の両手からバラの花びらがバラバラと散ってハッとするところがおそらくそのシーンだと思う。

ひどく後悔した王子さまは今すぐ自分の惑星に帰ろうとするけど、肉体が重すぎるせいでそれは叶わないらしい。ついに王子さまは毒ヘビに自分を噛ませて、魂だけになってバラに会いにいくことを決意する。
バラにもう一度会いたくて会いたくて肉体を脱ぎ捨てたりんね王子が、ゆっくりとバラのもとに戻ってきて抱きしめる。
原作ではこの場面が描かれていないだけにハッピーエンド泣ける🥲はじめて星の王子さまの本を読んだときからずっとこのシーンが見たかったんだ🥲見せてくれてありがとうりんねちゃん、、、、
このときの衣装が透け感のある白い布を一枚腰に巻いてるだけっていうのがまたいい…バラを深く愛する崇高な魂にしか見えない…天才…

ベッドでは抱きしめたバラ(なんかフリフリのやつ!名称調べたら”ボリューミーマラボー”で似たやつが出てきた!全く聞き馴染みがない!)を肩にかけながらポーズを切っていく…。
川崎ではじめてこの演目を見たときはベッドは完全に🌹のターンで気高く美しく咲き誇ってる様子を表現してると思ったけど、改めて見ると王子さまがバラと幸せそうに戯れてるようにも受け取れる。というかそうであってほしい。一曲まるまる幸せなふたりを見ていたい〜〜!(願望)
王子さまとバラの絆の尊さと再会の喜び、そして肉体を置いていかざるを得なかったことへの切なさがほんのり混ざって心動かされるベッドだった。

余談だけど、ひとつ前の回で『つばきっちん』を踊ってたときは巻き髪だったりんねちゃんが星の王子さまでストレートヘアになって登場したのにはちょっと驚いた。というのも、エクステをつけたことがある人はわかると思うけどくるくるに巻いたエクステを完全なストレートに戻すのってかなり面倒くさい。完全に濡らして乾かしたとしてもうねりが残るから丁寧にストレートアイロンをかけないといけないし…
そんなことを考えながら髪を下ろして赤いドレスを身に纏うバラりんねちゃん🌹を見てたけど、その後に髪を後ろでひとつ結びにしたりんね王子🫅🏼を見て、たしかにこの演目にはストレートがぴったり…!!!!!!りんねちゃんのこだわりの部分だった…!!!!!!って気づいてこういうところもすごいなあと思った。

まだ川崎と東洋で合計2回しか見れてなくてきっと解釈できる要素をぽろぽろ取りこぼしてるので、これから何回も見て深めていきたい🥀🤍


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