推薦入試のノウハウ(書類+面接)

志望理由書と活動報告書

AO・推薦入試を受ける受験生は、志望理由書や活動報告書を書き上げる
のに苦労していることと思います。9月に受験のある人は、すでに8月は
志望理由書や活動報告書、課題小論文(2000字位)などと格闘されている
ことでしょう。中には、用紙を埋めるだけで精一杯で、どうやって書い
たらいいのか途方に暮れる人も中にはいるでしょう。

多くの人は、学校の先生に添削をお願いするでしょうが、先生の立場から
すると、自分の添削で落ちたと言われたくないので、明らかな間違いは
訂正しますが、あとはアドバイス程度になってしまうことが多いのでは
ないでしょうか。

そもそも先生自身が推薦入試で受験したことがある人や、進路指導の
ベテランの先生で推薦入試の合格実績を持っている人でなければ、先生
自身に推薦入試のノウハウがないので、どうやって的確なアドバイスを
したらいいか分からない人もいるでしょう。

志望理由書で高い評価をもらうためには

一般的な志望理由書の書き方を紹介する本でも、書き方の良い見本を
紹介しながら解説されていますが、ただそれだけでは、全国3人とか
5人という募集人数が少ない大学では、難しいものがあるかと思います。
一般的な本には、なぜその大学のその学部を受験しようと思ったのか
そのきっかけ大学で学びたいこと卒業後の進路を書く必要があると
書かれています。

もちろん、一般書に書かれている要件を満たすことは、最低限必要です。
それも受験生を知らない人が、書面でその人を理解できるように、的確に
まとめられている
必要があります。でもそれだけでは足りません。

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