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奇跡の4ヶ月✨①

暖かいに日は、こうして外を眺めながらよく日向ぼっこをしてたいっちゃんです💛

友達が我が子以上⁈に溺愛していた
ミニチュアダックスのいっちゃん。
10月半ば頃、年を越せないかも知れないと余命宣告を受けてから闘病すること4ヶ月。
先日15歳と6ヶ月で虹の架け橋を渡りました。


この4ヶ月間、最後までいっちゃんと一緒に頑張ってきた友達が辛い気持ちの毎日の中で自分と向き合い、自分を認めて少しずつ変わっていったことをお話させてください。


『いっちゃんがもうそんなに長くないと思うねん』

去年10月のある日このようなラインが…。
私も2頭のワンちゃんを看取ったことがあるので思いの違いはあると思いますが、少しは友達の気持ちに寄り添うことができるかと思い、急いで駆けつけました。
そこには目をパンパに腫らしながらずっと泣いている友達。

この3日前に突然倒れたいっちゃん。
救急病院での治療で知った病名を聞いた時の衝撃。
老犬になってから毎月血液検査を欠かさずしてたにも関わらず病気を見つけてあげられなかった自分への後悔と自責の念に押し潰されてる友達の姿。
家族として一緒に過ごしてきたいっちゃんがいつ居なくなってしまうかもしれない恐怖と寂しさ。
自責と悲しみのどん底に落ちた友達の口から出てくる言葉はそれはそれは…

今までの私なら友達と一緒に泣いて慰めることしかできなかったと思います。
でも普段から内観しながら過ごすことを意識していたからか、自分の感情を自分で受け止めながら落ち着いて話を聞くことができました。

希望を持って始めた抗がん剤治療。
初めの数回は抗がん剤を打った翌日から副作用で一切何も食べなかったり、1日ぐったり寝ている姿を見て泣いている友達の姿を内観しながら見守っていました。

あるときは、食欲増進の飲み薬を飲んだ日から目に見えて元気になり半端ないその食欲に驚かされ、まるで病気が治ったかのように錯覚して喜び合った日もありました。

まさに一喜一憂。

一喜一憂しながら奇跡が起こると信じてた友達。
私が帰ってからいっちゃんの様子が心配で不安になるとラインをしてきていました。
一喜しても心の底から安心できる日は1日もなかったんだと思います。

『私はほんまに弱いねん。』
『いつか最後の日がくると思うと怖くて怖くてどうしていいかわからへん。』

こんな風に何度も何度もこの言葉を言っては涙する友達が少しずつ変わり始めていく姿を目の当たりにする私でした。

②につづく…

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