聳え立つ山々を背に　石造りの王座に座し
厳しいまなざしで　目の前を見つめる
孤高の存在　真の権威の象徴　皇帝
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権威　とは
民衆を　統治するチカラ
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揺らぎ　迷い　憂える
わたし達の　こころを
総べ　治め
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最高の「国」を　創っていく
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自らを　磨き　鍛錬し
内なる神　最高の自分自身へと
変容させていく
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それが　皇帝の　役割

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ルールで　強いること
権力で　支配することは
真の権威の欠如による　荒治療でしかない
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ひとり　ひとり
ひとつ　ひとつが
その良心（魂の声）に　従うのなら
そこに　強制も　支配も　必要ない
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皇帝は　最強の武力を持ちながら
武器を必要としない
右手に王笏　左手に宝玉
燃えるような紅い衣の下には　屈強な鎧
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頭上に輝く王冠は　天の意思の継承者の証
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それは
金　権力　戦力　従う者の数
そんな
偽りの豊かさと権威の象徴ではなく
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神から　使命を授かるものの証
神と共に　神（最高の自分自身）を目指し
命をかけて　全うする　その誓いのしるし

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皇帝の正体は
「わたし」という名の　王国の王
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虚栄心、支配への執着、あらゆる煩悩を手放し
「わたし」の神聖と愛とを　統合し
戦わずして　治めていく
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何者をも　屈服させる　強さを持ちながら
そのチカラを行使せず
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自らが　自らを　統治するチカラを
信じて待ち　その象徴として　在る

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荒野の玉座に　ただ一人　座す
孤高の皇帝
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魂の冒険を生きる
わたし達は　究極的には　一人
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自らと共に
天に掲げたIdea（最高の自分）と共に
最も高い山を　目指していく
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その歩みの　意思の　脈動
命の熱　行動のマグマ
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誰もが
それを　からだの　魂の内に持っている
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誰もが
「わたし」という名の　王国の王
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あなたという名の王国に　栄光あれ
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