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バカつき長者がゆく〜3冊目M教授

大学時代の恩師、M先生とは年に数回飲みに行く間柄。M先生に出会えなかったら今の私も仕事もなかった、それくらい影響を受けた尊敬する方です。

「相変わらずあなたは極端な方ですね」と、イカワタ塩辛と大学のバス券を1枚いただきました。

振り返れば、ノリから学ぶ楽しさはM先生から教わったように思います。大学2年生の冬「昔の教え子が上海にいて呼ばれています、みなさんも一緒にどうですか?」と、まるで喫茶店にでも誘うかのようなテンションで声をかけてくれました。なけなしのバイト代で急遽パスポートを取り、ゼミの先輩後輩5人とM先生で行ったその上海が私の初海外旅行です。

上海に行ったら昔の教え子というのは韓国人留学生だったKさんという男性起業家で、タワーマンションのオフィスでお茶菓子を出してくれたり、大きなシャンデリアと円卓があるレストランに連れて行ってくれたり、路地裏の怪しいマーケットにも案内してくれました。

Kさんは何度も「M先生には日本でたくさんお世話になりましたから」と言っていて、それで私は先生ってすごいんだなと思いました。

2年後、卒業旅行に先生ご夫妻と女子学生6人でソウルに行った時もまたKさんがいて、焼肉をご馳走してくれました。

卒業しても飲み仲間になる教え子が多いから、M先生は結婚式スピーチがどんどん上手くなっちゃうみたいです。



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