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『森に入れば…』

ふぅ…と溜息を吐きながら…

くさくさした気分も晴れるかと…

朽ちた木を眺め…また溜息だ…

「お前さん!頑張ったんだね!」…
木肌を撫でるとポロポロと崩れる。

ただ咲く花…

色づく実を見て…

「かくありたい」と…

人とは…と思うこと…

言葉(口)は嘘をつく…

手の出し方、物の使い方からお人柄は感じられる…

「真眼」「心眼」で感じたく思う!

上を見上げて蜘蛛の巣だけが光る。

足元には虫くんが日向ぼっこ。

森に入れば…ただ生きる!を教えてもらう…

生き返る様な気がする…

そして森を後にする…これの繰り返し…

そのために森が在るのか…

森に教わる…日々是好日也。

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