2024/4/19~20 ハトヤホテル再訪
ここ数年自分の趣味の一つだった観光ホテル巡りへの意欲も収まりつつあり、新しい観光ホテルを開拓するよりも今まで回ってきた所を再訪する方が観光ホテルの文化を守るためにもいいのではないかと思うようになった。
そんなことを考えながら、新しく購入したデジタル中判カメラのテストも兼ねてハトヤホテルを再び訪れることにした。
今回通された部屋は前回よりも高い階にあり、ハトヤの看板が大きく見える位置に。景観からすれば海が見えるサンハトヤの方が良いのだが、
本家ハトヤを見にきたのだと思えばこれも悪くない。
昼間の見栄えはあまり良くないのだが、夜になるとこんな風になる。
ある種のライトアップショーみたいな物だと思えば、下手なプロジェクションマッピングなんかより、よほどらしさが出て見ものではないだろうか。ちなみに夜通し光っているわけではないので(電気代的にも)一安心だ。
前回はケチってしまったので今回はシアターホールで夕食を、と思ったが残念ながら案内されたのはダイヤモンドホールの方。とはいえ、こちらも前回入ることはできなかったので、巡り合わせというしかない。
食事は例によって、若くないと食べきれない量を出してくる昔ながらのストロングスタイル。なんとか食べ切ったが・・・。
夜になると、コロナ期間中は空いていなかったバーやラーメンコーナーも開いていて、賑やかさを取り戻しているようだった。観光ホテルの中でも夜のラーメンコーナーが残っているところはわずかなようで、一度くらいは体験してみたい物だが、あの夕食の量を出された後でシメのラーメンを食べられるのだろうか・・・。
こうして館内を探検したり、大浴場で入浴後ゲームコーナーのソファに腰掛けてUFOキャッチャーや筐体のBGMに身を委ねてチルアウトしたり、例のスペースこと広縁で溜まったアニメを消化したりと、一人で過ごす観光ホテ
ルにも色々と良さはある。
この娯楽はシーズンさえ外せば大体一泊2万円弱で楽しめる(交通費別)。
コロナ禍と比べれば全体的に値上がりしているが、インバウンド需要で値上がりするホテルに比べればまだマシな方である。
それにある種の歴史文化を宿泊しながら見学しにきたと思えば、結構知的な営みであるとも思う。若者のレトロブームとは言われるものの、もっともっと盛り上がってもいいのになと思う。
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