都会ではフィッシングベストが流行ってる

https://togetter.com/li/1246317

・・・との事。
別にファッション強者ではないのでオシャレがどうとか言えないのだけど
うまく着こなせてる人は釣り人とか戦場カメラマンのイメージを消せてて
違和感ないんだよなあ。これ荷物入れるポケット多いから両手が空くし便利そう(オタクの発想)。

ただ今までTシャツの上にジレっぽいのを
着る人は普通にいたからそれの派生系だと思えば納得いくかも。

​冬のダウンベストの袖なしとかはすでに市民権あるし

もちろんベタに着てるおじさん、おじいちゃんのイメージが強くて今は拒否反応がでたりするんだけど、でもダッドシューズの流行で裾がダボっとしたスラックスにダンロップとか靴流通センターで売ってるスニーカー履いてるおじさんが着こなしかっこいいみたいに見える現象が今発生してる(同様の証言をツイッターでみた)。
ノームコアとかギーク風な着こなしだってこの間まで話題になっていた。

ファッションってもともとはある特定の集団が機能性とか経済的な事情みたいな所から同じような服を着て、集団特有の着こなしが生まれて、そういう集団の迫力がファッションとして説得力を生んだということがあると思う。

例えばドカタの人はワークウェアとして現場で日頃からチョッキ着てる人も多い。若い人はアンダーアーマーのハイネック着たりとか着こなしテクがあったりするみたい。彼らにしてみたら今のフィッシングベストの着こなしは別に抵抗もないし、私服としてもあり、という判断をするかもしれない。

どんな服でも日頃から着ている物を工夫して着こなしていくと、世間の目とは違う形で愛着が生まれて、抵抗が薄れていく。
制服だってみんな工夫して着こなしてたはず。


そういう着こなしが、ある時、差異化を求めてる人達に発見されてオシャレの文脈と接合し落とし込まれ始めた時に、今のフィッシングベストみたいな状況が発生するんだと思う(詳しくないんで知ったようなこと言えないんだけど90年代リバイバルとかがあるそうです)。だからどんな服もどこかのシーンで固定観念が時と共にズレ始めると、新しい解釈が生まれてまた流行として着られる事もあるはず(知らないわりに偉そう)。

それにしても慣れないファッションの事とか書いたから、フィッシングベストについての三日連続で修正をかける始末になってしまった。

おわりー(鳩羽つぐ

(7/15修正)

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