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ギャラクシーワンショットについて【ヴァイスシュヴァルツ】

こんにちは、あるぱかです。

明けましておめでとうございます、2022年もよろしくお願いします。

堅苦しい挨拶はここまでにして、本題に入りましょう。

今日取り上げるのは年末の大宮トリオ以降急注目LSPのデッキです。

ギャラクシーループみたいに呼ばれていることが多い気がします。

個人的にはこの呼び方が嫌いなのでタイトルを「ギャラクシーワンショット」としました。

本当は1週間前に思いついたんですけど、面倒くさがっていたら何番煎じかになってました。

1.デッキ概要

どんなデッキか知らない方もいると思うので簡単な解説です。


ネオスタンでは珍しくメインフェイズ中に勝つこと、出来なかった場合にはその後のアタックで勝つ事を目標に構築されています。

キーカードは以下の3枚です。

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みちる

3−6になると記載されている効果を2回使えるようになりますが、基本的には2個目の効果を2回使います。

デッキ内での役割はメインフェイズ中にダメージを与えること、相手の山札の枚数を減らすことです。

山札を1〜3枚程度に減らせたら次の2種類を使いましょう。


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ドラゴバスター

軽量化された竜星拡散爆です。

メインフェイズのダメージソースその2です。

相手の山札のCXが3/3の状況になったらこのカードの出番です。

基本的にはそんな状況にはなりませんが、似た状況を作り出すのが次のカードです。


CXを最大3枚山札に戻せるので3/3とまではいかないものの3/4や2/3の山札を作り出すことが可能です。

”ドラゴバスター”と”3枚戻し”は組み合わせることで真価を発揮します。


これ以外のカードは勝つための中継地点にすぎません。
連動もしよ子も同じです。

ネオスタン的なゲームを目指すよりも最終地点を意識したゲームをするべきだと考えています。

2.対策

立ち回り

早いゲームを心がける
相手が準備する時間を奪えるので負けにくくなります。
もらった1ターンで詰め切ることを目指したいです。

早出しヒールを連打する
単純に負けにくくなります。10000,11000,11500以上でパワーラインの価値が変わるので意識しておきたいです。
防御札を打ちやすくなるのもメリットです。


カード

バーンメタです。”みちる”が無効化できます。

これ以外にも何種類かありますが現実的に使えるのはこれくらいでしょう。

とはいえCHAは序中盤に有利を目指すデッキではないので、デッキとしての安定感や”ドラゴバスター”とアタックで負けてしまいそうなのが難点です。

大会で使用する場合には立ち集中を多く採用し、山札管理しやすいようにしておきたいです。


椎名

椎名互換の助太刀全般です。

詰みを避けるという面では最も現実的な対策カードだと思っています。

ダメージレースで有利な時限定ですが、山札6枚残しに”椎名”を構えることが有効だと考えています。
LSP側が返しを見込めない状況でこの状態に持ち込むと”みちる”を1回透かすことができます。
必要なカード枚数を大幅に増やすことができるので、ワンショットの要求値を下げることが見込めるでしょう。



光景

レベル2以下で使える”光景”が有効です。

ストックを可能な限り用意しておきたいデッキなので、このカードは刺さりやすいです。

返しが無い状況を作ることで、相手のワンショットを誘うことができます。

準備の1ターンを奪うという意味で有効だと考えています。

LSP側としては相手の”光景”がレベル3で解禁される場合には、サイドアタックをうまく利用してケアしていきたいです。


思い出助太刀

相手の2連動を無効化できるのでゲームプランを狂わせることができます。

流行れば流行るほど効き目は薄れますが、現時点では有効でしょう。

LSPにもこれがあるのでミラー意識で採用される可能性はあります。


長宗我部

メインフェイズのワンショットを耐えることができれば有効打になります。

アタックフェイズを耐える必要が無い点では他の対策に勝りますが、このカードを持つタイトルがネオスタンで現実的では無いのが最大の問題点です。


3.LSPのデッキ


デッキコード【Q3X4

対策ばかり話していても意味がないので今度はLSP側の話です。

上の参考レシピは個人的に使うならコレっていうデッキリストです。

敵を知ることも勝率を上げるためには重要です。コピーでもプロキシでもいいので触ってみて欲しいと思います。


まずネオスタンでLSPを使うならこのデッキタイプ一択だと考えています。

気持ち程度の対策はできようが、大会で当たるプレイヤーの多くは十分な練習をしきれないのが現実です。

初見殺しデッキとして過去に強かったデッキとしてはHLLがあります。

対策としてアラームが発動出来ないように2パンで止めるプレイなどがありましたが、これをしていた人はあまり多くなかったと記憶しています。

詳しくはBCF2019札幌地区の決勝の動画を見てください。
公式チャンネルで動画が公開されています。

実際2018年にHLL対面の練習をしていない人が多かったと思います。


話を戻しますが、コンボデッキという性質上いくつかの欠点もあります。
使用者側はこれを軽減させるリストを使うべきだと考えています。

・メインフェイズ中にストックが増えない
・手札管理が難しい

ストックが増えないことから生まれる問題は次の2点です。
(1)相手からも詰めることができるタイミングがわかる
(2)打点が抜ける展開で勝たない

6ストックでは山札12枚+α削って3枚戻しをすることしかできません。
山が30枚あれば”ドラゴバスター”を活かせませんし、1ターン待てば”光景”が刺さります。

ストックが足りないことは勝敗に大きく関わる要素です。

このデッキに採用されるカードでストックを貯めることができるのはストブと立ち集中です。

特に立ち集中はストックに飛ぶ場合、CXを張らせず1ターン伸びる場合のいずれの展開でも優秀だと考えています。
ダイレクト面にはこのカードを積極的に置いて、相手を牽制したいです。
デッキ内でもアクセスが難しいイベントに触ることができるカードでもあるので4枚採用する方がいいと思っています。

次に手札管理についてです。

特に問題だと考えているのは手札に集めなければいけない”みちる”と”3枚戻し”の枚数が展開依存になる点です。

回収したカードを見て相手が山札の枚数を調整すると上手く詰めることができません。

対策は2/0イベントを増量することだと思っています。

0コストで有効な方のカードに変換できる上に、レベル2以降は腐ることがないのが強みになります。

これらを反映させたのが今回の参考レシピです。


4.おわりに

ということで今回はギャラクシーワンショットについてでした。

プレイが出るデッキや面白いデッキという認識をしていますが、不健全というのは間違いないです。

ここまでで色々書きましたがトリオに逃げるのも手です。

最大でも1/3でしかこのデッキを踏まないので候補に挙げるべき選択肢だと思います。

話を変えますが最近はKGLを使っています。

このデッキに相性が悪くないと感じているので使ってみるのもいいと思います。

光景や椎名、11500を簡単に作れる、早いゲームが得意など相性の面では優位に立てていると(現時点では)認識しています。

レベル3のかぐや+比例応援の11000を上から踏めないので、前列に置くだけで脅威になるのもポイントです。

光景をいつでも打てるのがこの対面での強みのひとつなので2枚入れたほうがいいです。

少し話が逸れましたが今回はこれで終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

おわり



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