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イルミネーションについて

やむを得ず一日に2本記事を書く。イルミネーションを見たら書かなくてはいけないことが浮かんだので。
イルミネーションを見るのは、今季2回目だ。一回の冬につき最多記録かもしれない。イルミネーションにはたくさんの見物客がもれなくつく。私もその中の一人だった。イルミネーションはなぜか冬にしかやらない。別に夏にやってもいいのに。でも夏のイルミネーションを思い浮かべてみると、いやなんか違うな、と、冬のイルミネーションの方がなんか素敵かもな、と思うので不思議だ。これは先入観が大いに働いた結果に過ぎない気もするけど。だから人々はクソ寒い、なんなら雪が降ってる中で、屋外にある電飾コレクションをこぞって見に行くことになる。もう一度言うけど、イルミネーションを見に行く人は決して少なくない。めっちゃ空いてるイルミネーションなんてない。間違いなく、人は結構イルミネーションが好きだ。寒さがどうとか、雪がどうとか、そういったことは度外視できるくらいに。私はイルミネーションを見に行ってやっぱり、おぉきれいだなー、と感動するんだけれど、どうしても疑問に思ってしまう。なんで人間は光を見て感動できるんだろうか。星とかもそう。なんで光の粒が大量にあるのを見て、それを美しいと感じるのか。感動するのか。知っている方がいたら教えてほしい。あれの何がこんなにも私たちの感性に働きかけてくるんだろう。これを私の信頼している友達に言ったら、「夏の夜に街灯に集まる虫と同じなんじゃない?」などという、ちょっとゾッとする答えが返ってきてウケた。

いや別に、私がこれについて答えを出せたわけではないので、これ以上の展開をこの記事の中で見せることはできない。ここまで読んでくれた読者にはなかなか申し訳ない宣言だ。ごめんね。でもまだ続きます。

理屈は分からないけどイルミネーションは人を惹きつける。でもなんというか、イルミネーションって全然バカにすることもできるものだと思う。30万球規模のイルミネーションは一晩で電気代2700円くらいかかるらしい。意外と安いけど、節電省エネと言われている中ではただの浪費だとバッサリ否定されても仕方がない。カップルがイチャつくためのキモい照明とかただの電飾の何がええねんなどというツッコミもあるでしょう。
でもなんか、
なんか、
そういう簡単にバカにできて、簡単に批判することができるけれど無くなったら寂しがる人も少なくないようなものを、簡単に無くしてしまえと言いたくないと思う。簡単な正論は強くて気持ちがよくて、そちら側につけば何も悩む事がなくなる。でもその危うさを忘れてはいけないのではないか。確かに、正しくて多くて強いことを単純に暴力だと批判するのは愚かな弱者の態度だ。でも絶対的な正しさを他者に押し付け始めたら、それは往々にして失敗の始まりだ。
長引いて辛くなってきたので結論だけ言うと、イルミネーションを無くすも続けるも、どちらにも相応のメリットデメリットが確かにあるので、デメリットを主張する方が確かに簡単なんだけれど一旦謙虚になって折衷案出すくらいの余裕は持たないと人として終わってしまうよね、ということでした。イルミネーションに限らず。
モヤモヤしていたものを書きながら整理したので本当にゴチャついた乱文になってしまった気がする。ここまで読んでくれてありがとう。皆さんもイルミネーション行ってみたらいい。それでどうして私たちはキラキラが好きなのか、ちょっとでも結論が出そうになったら教えてほしい。
では良い夜を。

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