【第百回メガアローゼン杯】害悪HAND~HAND抜き~【予選全勝】

お久し振りです、アルテアです。

またHANDデッキを使って今回は記念すべきメガアローゼン杯予選全勝を果たしたので記事を書きます。

しかし今回はタイトルに書いてあるように前回のBリーグ準優勝したHANDデッキからHANDを抜いたHANDデッキとなっております。

(ちなみにその記事はこちらとなっております)

さて、多分皆さん「こいつ何言ってるんだ?」と思ってると思いますので早速レシピを載せたいと思います。

デッキレシピ

タイトルにも書いてあるように、HANDデッキからHANDアンノーンを抜き、代わりにHAND対策としてキリンリキを、ハイボの代わりにムサコジを投入いたしました。
言うなれば害悪HANDならぬ害悪LOデッキですね。

このムサコジが今回の主役となります。

今回のデッキの勝ち筋はLOのみとなっております。
以前のHANDデッキは、基本HAND成立での勝利とサブプランとしてのLO勝ちの二つのプランを持っていましたが、今回はそのHAND成立をバッサリと切り捨てたタイプとなっています。

なぜ今回はLOに切り替えたかの理由とムサコジの採用理由の二つを主に書いていきます。

HANDからムサコジへ

まずなぜHANDを切ったかです。
答えは単純明快にHAND成立よりもLO成立の方が勝率が高いからです。
HANDが成立する試合はつまりLOが成立する試合でもあるので、それならHANDとLO、二つの勝ち筋を一つのデッキに組み込むよりもLO勝ち一本に絞った方がより勝てると踏んだからです。

それにHANDは大量に手札を抱える戦法上、勝ちを諦めない相手からはお互い大量の手札を抱えたあと、相手が一ターン猶予を貰えれば勝てるというタイミングでリセットスタンプを打たれ、返しの自分のターンになにも出来ずそのまま相手に勝利を渡してしまう場面がいくつもありました。

そして今回HANDの代わりに採用したのがムサコジになります。
ムサコジを採用した理由の一番の理由はリセットスタンプ対策です。
上記の通り、HANDは大量の手札を抱える戦法上リセットスタンプを打たれると手札が減らされるだけでなく、密度の薄いデッキの上から六枚引くことになるので手札事故を引き起こしてしまう可能性が高くなります。
しかし、ムサコジの場合、相手のリソースを奪い、こちらはもう使うことのないカード(例、特殊エネを使わない相手に対するドンカラス関係、フーパ単の場でのブルーの探索等)を切り、手札の質を高めることで実質的なリセットスタンプ対策となるわけです。
更に相手の手札枚数を減らすことで、擬似的に相手のLO対策の手段を阻害することにも繋がります。

例えば、相手がこちらのLO勝利を見抜き、必要以上にカードを使わず溜め込むように気をつけてプレイングをしていき、デッキが枯渇する直前にシロナ等を使いデッキ回復を図る動きをされると決着まで時間がかかり最悪引き分けとなり両者負けとなる可能性が出てきます。
それを打開するためにムサコジで相手をハンデスしてデッキと手札の総枚数を減らし、シロナを使う意味を無くしていきます。

また、理想論ではありますが、こちらがサイド二枚の状態でリセスタからムサコジを決めると相手の手札は0になり、二ターン以内に相手は解決札を引かなければこちらはルザミーネからまたムサコジと続けて使うことで相手の手札はまた0になります。
今回の実践ではそのようなことはなかったのですが、覚えておくといいと思います。

では今回のメガアローゼン杯でのマッチアップを振り返っていきたいと思います。

メガアローゼン杯マッチアップ

一戦目 ジラーチカメポチャ
フーパやラフレシアをたてると相手が突破出来なかったため、そのまま延々と相手がLOするまでルザミーネムサコジを言い続けて、勝ち

二戦目 小ズガドーン
ラフレシアを立てて、同じようにルザミーネムサコジを連発、勝ち

三戦目 カラマネロガブギラ
ラフレシアを立てた瞬間、相手に突破手段はなかったようで投了を宣言、勝ち

四戦目 ルガゾロ
ダイゴを打った返しにリセットスタンプを打たれることを三回もやられてかなり苦しい試合でしたが、最後の最後で相手がプレミをしたので、そこをついて無事相手がLO、勝ち

五戦目 レシリザ
こちら先行でフーパのみで無人発電所を貼って相手にターンを回すと、リセットホールマーシャドーで無人発電所を割られるとそのまま破れかぶれマーシャドーを使われ、相手は四枚の手札からかまどを貼りテテフをサーチしてそのままカキもサーチ、前のレシリザを対象に発動と、激強犯罪鬼ムーヴを食らいます。
こちらはターン開始時のドローとあわせて五枚、なんとかナゾノクサを引けたのでベンチに置き、種切れ負けを防ぐことには成功します。
しかしその次のターン、相手は溶接工を使いそのままダブルブレイズGXで前のフーパを倒していきます。
流石に負けたかなと思いましたが、トップドローがブルーの探索、そのまま使いラフレシアを立てることに成功。
すると相手にはラフレシアを突破する手段がなかったようで、そのままお互いドローゴーからの先にパーツを引けたこちらがルザミーネムサコジループを開始、そのまま相手がLOし勝ち。

予選五戦全勝で三位通過でした。

決勝トーナメント

一戦目 カメポチャゲッコウガ

こちら先行でナゾノクサを用意するまではいいものの、ラフレシアを立てることが出来ずそのままナゾノクサをカメポチャに狩られます。
頼みのフーパでなんとか粘りますが、相手のゲッコウガの着地に成功、そして同時にリセットスタンプを打たれます。
ゲッコウガは想定の範囲内なものの、リセットスタンプで引いた六枚が恐ろしく弱く、ポケモンを出すことしか出来ずに二ターンほどターンエンド。
そのまま出したポケモンをゲッコウガやカメポチャに狩られ続け、なんとか再起を図るもやはり二ターンのドローゴーは重く、そのまま押しきられ、負けました。

ベスト16でした。

正直なところ、リセットスタンプで止まらなければ勝てる試合だっただけに非常に悔しいです。

最後になりますが、新弾の一部のカードが公開され、ゼクレシGX等強力なカードが次々と紹介され、次弾の環境がどうなるかまだわかりませんが、まだまだこのデッキは現役で活躍できる強いデッキだと自負しています。

殴りあうデッキに少し飽きてきた方がいたら、是非試して見てください。

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