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カードを大事に保管するには


はじめに

はじめまして!
普段は会社員でITの仕事をしながら、子供と楽しく過ごしている一児の父、あるとんと言います。
普段は、ゆるふわポケカ会やミッテン府中でポケカ等のイベントのスタッフをしたり、さくらもち交流会というポケカイベントの主催をしております。
カジュアル向けの楽しいイベントとなっておりますので、ぜひこちらにも足を運んでいただけますと幸いです。


カードを保護しよう

早速本題です。

カードを大事にする第一歩は「スリーブ」に入れることです。
カードをスリーブに入れることで、表面や裏面を擦れからのキズや折れ、曲がりから防ぐことができ、手汗や手の脂による汚れからも守ってくれます。

新しいスリーブに入れ替える時はワクワクしますよね

外出する際は皆さん服を着ると思います。
スリーブは服のようなものだと思ってください。全裸で外出はしないですよね。外出時、つまり誰かと対戦する時は着る、付けるのが基本です。

また、スリーブは服のようなものです。一生着られるものではありません。汚れたり破れたりしたら新しいスリーブに着替えましょう。
手の汚れが沢山付き、放置されたスリーブは細菌の温床です。健康面を考慮しても推奨できません。交換しましょう。

スリーブの種類やオススメのスリーブなどは下記noteにまとめております。


飾るカードはもっと強力に保護しよう

普段遣いのカードは、先ほど紹介したスリーブに入れることでカードを守りながらプレイを快適にすることができます。

ここでは、プレイに用いない飾るカード、いわゆるコレクションカードの保護について記載します。

飾ることを目的としているので「堅牢性」「紫外線保護」が求められます。
こういうケースには「マグネットローダー」や「プロテクトスリーブ」が有効です。

マグネットローダーは堅牢でかつUVカットも物によってはついており優秀です

有名なものは「ウルトラプロ」のマグネットローダーかと思いますが、昨今はカードをコレクションする需要増加に伴い各社様々なマグネットローダーを出すようになりました。
オススメは「どこでも買える」という点で、アンサー社のマグネットローダーをおすすめしておきます。

色付きのマグネットローダーもあります

一方で、セリアやDAISO等の100円均一ショップでも昨今マグネットローダーが販売されるようになりました。
マグネットローダーの低価格化は嬉しい話ですが、「高価なカードを保管する」のであればしっかりとした品質でエビデンスがあるマグネットローダーを利用することをおすすめします。
「安物買いの銭失い」、大事なカードが日焼けしてしまった、とあれば元も子もありません。

マグネットローダーよりコスパが良いのは「プロテクトスリーブ」です。
こちらはマグネットローダーより安く、厚みも薄いため飾る目的より高価なカードを保管する目的のほうがマッチします。

沢山保護したいカードが有る際はこちらのほうがおすすめです

有名なものは「河島製作所」のプロテクトスリーブRになるかと思います。
1枚あたりの値段が、マグネットローダーが約300~500円するのに対しプロテクトスリーブは1枚約150~200円程度ですみます。


カードを反らせないようにしよう

カードの保管方法によっては、カードが反ってしまうことがあります。

カードが反ったままだと、プレイに支障をきたしたり場合によっては大会で失格になるなど大きな問題に繋がる可能性があります。
このカードの反りには2種類あります。

  • 谷反り ∪←こんな感じで反ります

  • 山反り ∩←こんな感じで反ります

反りの原因はどちらも基本的には「湿度」です。
細かい話をすると全部が湿度、という訳ではないのですが細かすぎるので今回は「湿度」ということにしてください。

谷反りを直すには

カードが∪の形に沿ってしまうのが「谷反り」です。
原因は「高い湿度」です。対策は「乾燥」です。

自宅で保管していると谷反りになってしまった経験が多い方もいるのではないでしょうか。
これは居住スペースでは調理やお風呂、水場など湿度が高くなる傾向があり、そういった場所にカードが置かれていると谷反りが発生しやすいからだと考えられます。

カメラではお決まりのアイテム「乾燥剤」が効果的です

谷反りになってしまったカードは、乾燥剤などでカードを乾燥させると改善します。

山反りを直すには

カードが∩の形に沿ってしまうのが「山反り」です。
原因は「乾燥」です。対策は「湿度を上げる」です。

カードショップなど、ショーケースに置かれているカードは山反りになっていることがあります。

山反りになってしまったカードは、水を含ませたスポンジとカードを一緒に保管容器に入れて調湿させることで改善します。
やる際は、カード自体が濡れないようご注意ください。


調湿がめんどくさい!というあなたに

「湿度が高くなる」とカードが山反りになり、「湿度が低くなる」とカードが谷反りになる。
というのは前項で説明しました。

乾燥させすぎてもダメ、湿度を高くし過ぎてもダメ、ちょうどいい湿度をキープするなんて難しいんじゃないの?
と思うでしょう。

あるんです、自動で調質してくれる製品が。

カメラを使う人はお世話になっている人もいるであろう「防湿庫」です。

本来は精密機器やカメラなど湿気に弱い機器を入れる製品です

防湿庫を買うことで、以下のメリットがあります。

  • 加湿する必要がなく、年中同じ湿度を保ってくれる

  • 除湿する必要がなく、年中同じ湿度を保ってくれる

  • 除湿するための乾燥剤が不要で、買わなくて良い

  • 反ったカード単体で対処する必要がなく、デッキごと放り込んでおけば良い

  • プロモカードやパック、未開封BOXもそのまま入れられる

  • 遊んだデッキをデッキごと入れておけば、次遊ぶ時もサラッサラになる

  • 電気代はほぼかからず、面倒な手間から開放される

メリットが多すぎます。
特筆すべきは、やはり年中同じ湿度を保ってくれる点です。
例えば夏の高湿度環境でも、スリーブがベタベタすることもないですし冬の乾燥環境でもカードが反ることがありません。
何よりこれを自動でコントロールしてくれます。乾燥剤入れたまま忘れて逆に反っちゃった!なんてこともありません。

また、デッキをデッキケースごと放り込むだけでOKというのも利点です。

BOXも保管できます。シュリンク付きはあまり意味ないかも。

カードが反って困っちゃう、スリーブが手汗ですぐベタついて困っちゃう、等ストレス抱えてる方にはぜひ防湿庫をおすすめします。


まとめ

まとめです。

  • 良く遊ぶカード、デッキには「スリーブ」を付けましょう

  • 飾るカードには「マグネットローダー」や「プロテクトスリーブ」を使いましょう

  • コレクションカードの保管にはお金を惜しまないようにしましょう

  • 湿度が低すぎると「山反り」に、高すぎると「谷反り」になります

  • 反りを直すには調湿しましょう

  • 調湿がめんどくさい!という方は「防湿庫」を買いましょう

特に「防湿庫」はコレクションしないプレイヤーオンリーの方にも非常にオススメです。夏でもスリーブがサラッサラで遊べるのはQOL上がります。

良きTCGライフをお過ごしください!



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