ポケモンカードゲームを遊ぶということ
はじめに
はじめまして!
普段は会社員でITの仕事をしながら、子供と楽しく過ごしている一児の父、あるとんと言います。
本記事は、PokemonDayに際して #ポケモンへの愛を語る というテーマで書いています。
普段は、ゆるふわポケカ会やミッテン府中でポケカ等のイベントのスタッフをしております。
カジュアル向けの楽しいイベントとなっておりますので、ぜひこちらにも足を運んでいただけますと幸いです。
ポケモンというコンテンツ
本日2024.2.27は、PokemonDay!
記念すべき最初の1作目、ポケットモンスター緑・赤が発売となった1996年2月27日にちなんでいるようです。28周年、おめでとうございます。
28年前、初めて「緑」を遊んでからと言うものポケモンと共に成長し、大人になりました。 今は息子にポケモン教えたり、他の子供達にポケカを教えたり、まだまだ長い付き合いとなりそうです。 ありがとう、そしてよろしくお願いします。
ポケモンカードを遊ぶということ
さて、そんなポケットモンスターですが「カードゲーム」となったのは意外と早く1996年10月20日で、ゲーム発売からわずか半年程度で産声を上げました。
実は、この第1弾の頃結構遊んでました。ちょうど私が6歳の頃ですね。
ベンチにポケモン並べて、プクリンの「ともだちのわ」で殴るデッキばかり使っていました。
ルールが明快で、子供でもとっつきやすい良いカードゲームだった記憶があります。
実は、日本のカードゲームの中で爆発的なヒットを生み出した遊戯王の登場より前にポケモンカードゲームは生まれています。
そんなポケモンカードですが、周りが遊戯王一色ということもあり自然と遊ばなくなりました。neoのあたりだったでしょうか。
後に、「スターバース」でプレイヤーとして復帰することになるのですが私の話はこのくらいにしておきます。
カードゲームとは何か
カードゲームと言うのは、その名の通りカードを使った遊びです。
メジャーなものから挙げるとトランプ、ウノ、花札あたりでしょうか。
トランプのソリティアのように、一人で遊ぶこともできればトランプの大富豪や七並べ、ババ抜き、ウノのように複数人で遊ぶこともできます。
基本的にはカードの内容が変わることがなく、1セットあれば遊べます。そこに「変化するルール」を加えることで遊び方が変わっていくというスタイルです。
時にはポーカーのように競技やギャンブルで採用されるルールもあります。
このカードゲームに「収集」の要素を加えたものが昨今色んな意味で世間を騒がせているであろうTCG(トレーディングカードゲーム)です。
ポケモンカードゲームもこのカテゴリに含まれます。
TCGもカードゲームの広い意味には含まれますが、違いがいくつかあります。
それは必ず対戦相手が存在すること、人数分のカードのセット(デッキ)が必要になること、デッキの内容はその人によって異なることです。
遊ぶには対戦相手が必要
ポケモンカードゲームもトレーディングカードゲームの1種です。そのため、遊ぶためには対戦相手が必要です。
ポケモンカードゲームをやりたい!という気持ちがあっても対戦相手が居ないのでは遊ぶことはできません。
交流会や対戦会、公認ジムバトルに出ることで対戦相手を簡単に見つけることができます。是非参加してみてください。
こうしたイベントは公式ページから簡単に検索することができます。
「初めて家族以外と対戦するのは不安」「怒られたりしないかな」と思うかもしれませんが大丈夫です。
対戦相手の皆さんはしっかり「対戦相手が居ないと遊べない」事を理解しているはずです。
逆に言えば、相手を不快にさせるような行動を実行している人は対戦相手が居ないと成り立たないゲームであることを理解できていません。
自らゲームが遊べない状況に進んでいることになります。
対戦相手と自分、2人で一つのゲームを作り上げるということを忘れないでください。よくコミュニケーションや会話をすると良いと思います。
人数分のデッキが必要
トランプのように、複数人に対して1セットだけあれば遊べるものと異なりポケモンカードゲームは2人で2つのデッキが必要です。
このことからわかるように、単純にお金がかかるゲームです。
子供を持つ親の立場になってみると、お金がかかるのは少し悩みますよね。
諦めましょう。
え、なんとか安くなったりしないんでしょうか?いえ、なりません。
諦めましょう。
トレーディングカードゲームはお金がかかる遊びです。トレーディング、つまり収集も兼ね備えているからです。
毎月のように新しいカードパックが増え、買って自分のデッキをカスタマイズしていかなければついていくことはできません。
お金をかけずに遊べるものではないことは、最初にしっかり理解しておく必要があります。
その上で、できる範囲でデッキを安く強く作ることは可能です。ぜひ色んなカードを試してみましょう。
また、ポケモンカードゲームにはレギュレーションというルールが存在します。一定期間の中で「使うことが許されているカード」と「使ってはいけないカード」が定められています。
お子さんの中には、レギュレーションから外れたことを知らないままデッキに入れているケースが多かったりします。
デッキを安く強くカスタマイズするために近所のカードショップ等のストレージと呼ばれるカードの山から強いカードをレギュレーションを確認せずに選んでいたりするのでしょう。
レギュレーションに違反している状態では他のプレイヤーより使えるカードの範囲が広くなり、過去に強かったカードなどを使用できるため有利になります。
ということで、トレーディングカードゲームはお金がかかる遊びであるということをしっかり理解し、受け入れましょう。
また、親御さんはお子さんのデッキをしっかり見てあげてください。
デッキの内容は人によって異なる
トレーディングカードゲームの面白いところはコレだと思います。
トランプはAは4枚、Kも4枚、Qも4枚…とデッキの内容が固定であるのに対し、ポケモンカードゲームは枚数こそ60枚であるのは同じですが内容は人によって全く異なります。
アルセウスVstarは4枚!と言う人もいれば、3枚!という人もいるでしょう。
どちらも正解で、どちらも不正解です。
デッキの内容に答えはありません。最適解、と言うのはあるかもしれません。ですが完全な解答はないです。
ぜひ、自分だけのオリジナルのデッキを作って試してみてください。
目指すゴールは人によって異なる
ここが本noteの一番伝えたい部分です。
みなさんにとって、ポケモンカードゲームを遊ぶことで目指しているゴールはどこでしょうか。
お父さんに勝ちたい
知育に貢献したい
カードを集めるコレクターをやりたい
友だちがやっているから一緒に遊びたい
ジムバトルで優勝したい
シティリーグ、チャンピオンズリーグで優勝したい
世界を目指したい
適当に上げただけでもいっぱいゴールが見つかります。
肝心なのは、これだけ沢山のゴールがあれば当然ゴールの異なる人同士が対戦することもあるということです。
お互いのゴールを否定してはいけませんし、ゴールの違う相手を不快にさせてはいけません。
「そのデッキ強すぎ、勝てるわけ無い!」「なんでそのカード入ってるの弱いじゃん」「勝てなきゃ意味がない」など。
お互いのギャップに差があるほどこうした言葉は出やすくなります。
大事なことは、ゴールがみんな同じとは思わないことです。相手とよくコミュニケーションを取って相手をしっかり理解してあげると良いと思います。
イベントに参加する際、できるだけこうしたギャップを生まないようになるべくゴールが似ている、近い人がたくさん集まる場に行くと良いと思います。
ポケモンカードゲームがこれから続くためには
最後です。
何のコンテンツでもそうですが、新しくポケモンカードゲームを遊んでくれる層が多くならないと廃れます。
今ポケモンカードゲームを遊んでいるユーザーが、いつまでも永遠にポケモンカードゲームを遊ぶとは限りません。
中学生になり、高校生になり、大学に入り、サークルで忙しくなり、社会人になり、結婚し、子供ができ…
ポケモンカードゲームから離れていく人も出てくるでしょう。
大事にしていくべきは「新規ユーザー」や「始めたてのユーザー」です。
これらの人が、すぐに離れてしまうような雰囲気にはしないようにしたいものです。
最初に述べた通り、ポケモンカードゲームは対戦相手が居ないと成り立ちません。いつまでも対戦相手がいるような、そんなゲームとして長く続いていくことを願っています。
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