TRUE 5th Anniversary Live Sound! vol.2〜FAN SELECTION〜の話

ライブに行って背中を押されました。お久しぶり?です。あるとです。
まずはセトリおいておきます。

セットリスト

01. A.I.C.O.
02. Story of Lucifer
03. Joy Heart
04. ONENESS
05. HANABI
06. アイワナビ
07. DREAM SOLISTER
08. ふたりごと
09. Letter
10. Sincerely
11. 終わりたい世界
12. グレースケール
13. 分身
14. BUTTERFLY EFFECTOR
15. JUMPIN'
16. Another colony
17. GENESIS CODE
18. Divine Spell
19. 僕の中の君へ
20. Blast!
21. カレイドスコープ

紹介

全体的に誰かを応援するような、生きることは積み重ねていくことだと教えてくれるようなセトリだなと感じました。
それにファンセレクションということもあり、普段歌われないような曲が散りばめられています。
ここから僕なりに感想をつらつらと書いていこうと思います。

出だしから驚かされたのが、1曲目がA.I.C.O.から始まったことです。
TRUEのファンでも知らない方のために説明しておくと、TRUEは作詞家:唐沢美帆としても活動しています。こちらはご存知の方も多いと思いますが、作品のイメージソングや挿入歌をそのまま担当されることが多いです。ですので、作品のサントラにTRUE名義で歌唱を提供している場合があります。
今回で言うと「A.I.C.O.」、「Letter」、「僕の中の君へ」がそれに当たります。こちらは最後に紹介を載せておくので気になる人は是非購入してみて下さい。

A.I.C.O.

本題に戻ると、最初の「A.I.C.O.」この曲出だしの歌詞に大きな意味があると思っています。​

さぁ生きよう 君だけの命を
降り積もるのは 記憶の欠片 想いが<ヒト>を創る

誰も知らない 物語を始めようか
誰も知らない さだめを超えて

TRUEさん(以下、お鶴)は度々言っていました。このライブが一番緊張した、今まででないくらい不安だったと。同時にいつも言っています、みんなを絶対楽しませて見せる!、みんながついてきてくれるからステージに立てるとも。そして作詞をする上で作品に寄り添いつつも必ず自分を入れると。
TRUEのワンマンとしてホールライブに立つのは初でした。
一発目がこれです。少しずつ少しずつ確実に歩を進めてきた彼女が出だしからこのフレーズです。今後の決意とこれからのこのワンマンを始めるのにふさわしいと言えるのではないかと、この出だしで僕は割と感極まっていました。そしてこの曲はかなりボーカルが前に出る曲なので、そこも決意の現れなのかななんて勝手に思ってます。

Story of Lucifer

意外な人気があったと噂のこの曲。
「始まりと終わりの向こうで 新たな歴史が生まれる」このワンマンを経て更に高みへと向かう、お鶴の新たな歴史が生まれるぞと「未体験の世界さえも超えて 目醒めさせて本当の私を」と武道館に連れてってじゃないですが、僕はこの人ならどこまでも行けるだろうと思っています。ルシファーとは光をもたらすものです。ファンから見たお鶴は光でしょう。そりゃもうキラッキラに輝いています!お鶴から見たファンも光になってるといいなぁなんて思ってみたり・・・

Joy Heart

僕がこの日一番聴きたかった曲。
完全に個人的事情ですが、転職活動中でして色々悩みまくっていたところでした。しかも違う職種に行くかどうかというところでめちゃくちゃ悩んでいました。

間違うことを恐れないで ほら 次の曲を始めよう
不可能とか才能がないとか やってみなくちゃ分からない 経験しよう

歌に魂がこもってるとそれを受け取って泣いてしまうんですよ。めちゃくちゃ大事なことを教えてもらいました。やってみようよって背中を押されました。ちょっと自分を信じて前に進んでみようって思わせてくれました。この曲を聴けただけでこの日行けた意味がありました(大号泣
こんなにも背中を押してくれる曲があるでしょうか?少しずつ確実に歩みを進めてる彼女が歌うからこそこんなにも説得力があるし、胸に刺さるんですよね〜Joy Heartさらに好きになりました。お鶴さんの歌詞は綺麗なだけじゃなくて、突き進もうってだけじゃなくて、躓いたり挫けたり悔しかったり悲しかったりするけどそれでも未来のために進もうって歌詞が多いから好きです。みんな未来のために絶対どこかで頑張ってるはずなんです。幸せになるためのプロセスなんです。それを歌ってくれてる!!
これ僕だけじゃなくて、みんなも、そしてもちろんお鶴さんもそうなんですよね〜「無限大の世界ひろがって “僕ら”の明日は色付いていく」僕じゃなくて僕らなんですよ世界ひろげてこうな💪💪💪

ONENESS

初めて歌うって言ってた気がします。確かに聴いてないかもしれません。ちょっと詳しい人教えてください!!!
セトリ構成が上手いのはJoy Heartの後にこれ持ってくるところです。Joy Heartが新しく何かを始める人に向けているならこの曲は何かを続けている人へ向けてじゃないでしょうか?もしくは何かをしようとしているのに、動けずにいる人に向けて。
「ただ今を生きていこう 選択を繰り返して」って歌詞が好きです。

HANABI 

うって変わって夏らしい曲来ましたね!!HANABIは知り合いのオタクがめちゃくちゃ聴きたがっていたので回収できて良かったねの気持ちです。お鶴もTwitterで言っていましたが照明が凄かったですね。
僕はいつか夏の野外公演でこの曲を歌いながら打ち上がる花火を見たいです

アイワナビ

ドライブしている時に聴きたい曲No.1(あると調べ
夏と言えば恋の季節ですね!!!(オタクには関係ないですね!!!⇦失礼
HANABIからアイワナビの流れ、今度は恋する人に向けた応援歌ではないでしょうか?ドライブデートに是非聴いてみてください!!
余談ですが僕は水着か浴衣聞かれたら圧倒的浴衣派なんですけど、お鶴さんの浴衣姿がみたいな〜〜〜〜〜なんて思う今日この頃です。
「そう何回ルート選んでも ゴールはいつも“君”なんだ」僕の第2の帰る場所になりつつあるお鶴さん。それ〜〜〜ってなりました。ゴールはいつも「鶴」なんだ!!!って叫びましょう(やらない

DREAM SOLISTER 

最近話題のDREAM SOLISTER
立命館宇治高校の吹奏楽部が甲子園でその音を響かせたと話題になっていましたね。京アニの例の事件があり、元気を届けようとこの曲を選び響かせてくれたことに感動を覚えます。
全然アニメとか分からない同僚にTRUEのライブに行ったと言う話をしたら知ってるとの声も貰い一般認識も徐々にされてきているのかと不謹慎ですが、嬉しい気持ちになりました。
「素顔のままでもう一度 想いを奏でてみよう」と自分のオリジンを思い出すことの重要性を再確認しました。アニメにも寄り添ってるし、みんなへの応援歌になっていて大好きです。

ふたりごと

ここからお鶴さんだけ残りヴォーカルをお届けするコーナー。
ふたりごとは元々茅原実里さんとふたりで歌っている楽曲ですが、今回1人で歌うことに。
僕らファンとの関係に似ているとの事を仰っていたと思います。
「なんとなくそばにいるようで なんとなく感じあえるようで」ってまさにその通りだと思います。ファンへの接し方がお鶴さんとみのりんで結構似ている気がしています。だからこそこの掛け合いがすごくいいハーモニーを生み出していますし、歌詞に意味が宿ると思います。特に2人っぽいなって思うのは「いまどんな言葉を うたを 君に伝えよう」です。
完全に余談ですが、この曲を歌う前に茅原実里さんは大切な友人であり、憧れであり、目指すべき場所ということを話してくれました。この前に歌った曲がDREAM SOLISTERで、ふたりごとは自分の片割れは君だというメッセージが籠っています。そして目指すべき先にいる茅原実里さんDREAM SOLISTERの「ひとつふたつと増えてくメロディ おいでよここまでおいで」是非コラボしてここを茅原実里さんに歌って欲しいですね。互いに成長し合ってて憧れている人にここまでおいでって言われるのヤバすぎないですか?いつか見せてくれ〜

Letter

この作品に触れて愛とは何かという表現でまた新たな一面を見つけたとどこかで話していたと思います。この曲は大きな愛に包まれるようなそんなどこか素朴で温かい気持ちになる楽曲だと思います。この曲をあのような形で歌ったのは凄くプレッシャーだったのではないかなと思いました。自然と涙が出てきた。

Sincerely

ヴァイオレットコーナーの締めくくりはやっぱりこの曲!いい意味でOPらしくない曲。
手紙がテーマの作品、作詞家として活動をして言葉を紡いできたお鶴さんにはかなり影響を与えたようです。
今回は段々と演奏が重なってアコースティックからどんどん大きくなっていく感じがとても良かったですね。
この曲は語るまでもなく聴いてほしい。「言葉はいつでも語るでもなくて そこにあるばかりつのるばかり」です。
こういう曲をしっかりと歌い上げられる。ちゃんと言葉を想いを伝えられるアーティストは強いと思います。ヴァイオレットのストーリーとマッチしててこんなにも言葉を伝えるって難しくて大切なことなんだと思い知らせれます。劇場版も決まり恐らく歌われるであろう新たな主題歌が楽しみでなりません。

終わりたい世界

ここから折返しで雰囲気が変わり、新しいアルバムLonely Queen's Liberation Partyから。正直僕はこの曲はまだ捉えきれていないのですが、現実の冷たさから逃れるために睡眠という自分だけの世界へと自由を掴みに行くようなそんなことを表した曲なのかなと思っています。バンドサウンドに載せたちょっと暗めな雰囲気の曲が続きます。

グレースケール

この2曲改めて見ると夢への世界へと逃げて、逃げた先の世界で夢から覚めてもまた夢で現実を探しているので面白いセトリを組んだなと思いました。
個人的に作詞:唐沢美帆、作曲:南田健吾の組み合わせが大好きなので、この曲も好きです。お鶴にしては全体の雰囲気が暗いですけど、こういう面もあってこそだなと思います。

分身

前の2曲に続き自分と向き合う曲。
この曲をかっこよく歌い上げるお鶴さんが大好きで、台の上に寝転がり歌ってるのめちゃくちゃセクシーじゃありませんでした???
どんどんライブで盛り上げるのがうまくなってる気がするんですよね~~ライブ映えするし、めちゃくちゃかっこいいし音に身を任せられる曲。
でも最後に「歌いたい 生きていたいんだ」って歌うのがすごくお鶴さんっぽいなって思います。

BUTTERFLY EFFECTOR

終わりたい世界から夢の世界で悩み自分と向き合いまた世界が始まるみたいなストーリー?
分身のかっこいい姿から引き続きかっこいいんだけど、すごくいい笑顔で歌うのも好き!!!この曲もすごくお鶴さんらしいですよね!疾走感ありでどんどん前に進もうぜ!みたいなひっぱり上げてくれるような歌詞が好きです。もうこの頃には最初に言ってた不安なんてどこかいっていて「私の起こす風がいつかどこか誰かの希望へ なるんだって決めたDREAMER!!!」って素で思ってそうな説得力がありました。めちゃくちゃ楽しいこの曲。

JUMPIN'

段々雑になってきた気がしますが、この勢いで行きたいと思います!!!
コール&レスポンスがお馴染みになってきたこの曲。全力で楽しませようと、すべて出して楽しんじゃおうよって感じの歌詞が好きです。TRUEのライブに興味があって来てみようって思ってる方は是非この曲を聴いてから来てほしい。絶対楽しい!!

Another colony

僕の中でハートケチャがきれいに入れられると話題の曲。ここからTRUEっチームが新たな一歩が踏み出されました。僕の推しプロデューサーで在るところの臼倉竜太郎氏がTRUEチームに加わってその他スタッフも変更があったようです。新たな風をこれからも吹かせてくれる(実際吹かせてくれてる)とかなり期待を寄せています。よろしくおねがいします。
この曲は本当にお鶴さんの中でも新たな風だと思っていて、今までと少し歌詞の毛色も違うように感じます。ただ背中を押すだけじゃなくて、一本筋を通そうとする決意の曲って感じです。オタクにとって死ぬより怖いことってなんですかね?
最後の負けちゃいけないの声量と肺活量が半端なくて好きです。

GENESIS CODE

ワンマンで歌われていないのでは?と話題の曲。決意を新たに持ち限界を超えていくわけですね?わかります。
ライブで聴くのは始めてだったので高まっていたんですけど、終わってからこれがGENESIS CODEだと気が付きました。←
「あなたの声をもっと聴かせて 何度でも飛べるはずさ僕らという共鳴のさきへ」最初から一緒に先へ進んでいこうという想いが乗っているのが本当に推せます。

Divine Spell

オタクが好きなやつ。オタクなんでこの曲あんなにも好きなのw僕はこのイベント前にもこの曲を聴いていたので本日2度目です。この曲よく見ると実はガチ恋歌詞です(勝手に言ってる
「それは世界の終わりの始まり 絶望のなか君がいた」や「それが世界の在るべき理 壊れるほどに愛してる」とか世界に絶望してるオタクたちが推しに注ぐ愛みたいじゃないですか?「光かざせ愛をかざせ」ってオタク棒を推しに向けるオタクだよ・・・他にも「生きて生きて生き抜いてく 灰になるまでこの身を焦がそう」って推しのために嫌で嫌で仕方ない仕事を頑張ってるオタクみたいじゃないですか?
一度これに気がついてから僕はずっとガチ恋ソングだと思っているので、この呪いをこの文章を読んでるオタクにも広めようと思います。
偏見たっぷりの意見なので聞き流してください笑

僕の中の君へ

ここまでが本編だったのですが、本編最後も背中を押され終わりました。この曲は本来「転生したらスライムだった件」のリムルの中にいるシズへ向けた曲らしいのですが、僕の中の君へって本当の想いを表に出せずにいる自分に向けてって意味にも捉えられると思うんですよね。自分と付き合うことって永遠に続いていくことです。その中で周りから受けたものを繋いで生きているそんな想いが込められているのではないかなと思っています。

Blast!

アンコール一発目は最新シングルのこの曲!作詞:唐沢美帆、作曲:加藤裕介のコンビ再びです。不安を口にしていたお鶴さんがアンコールに選んだ曲の最初に選んだ曲の出だしで「散らばった音符かき集め 「大丈夫。」言い聞かせてみる」ってめちゃくちゃよくないですか?散らばった音符(今までの自分の経験や自信、このライブにかける想いを)かき集め歌ってるんですよ。「あの日みたく夢中で君と遊んでみよう」いつもライブでファンと楽しんでるみたいに歌を通して僕らと遊んでるんです。
「駆け上がるフレーズの向こうで また夢をみる 行くよ次の曲が待っているよ 音楽は鳴り止まない 続いていくファンファーレ」ってこのライブを表しているみたいで鳥肌たちました。
ちなみに僕は映画とかお鶴のこの曲にかける思いとか聴いて「受け継がれていく想い 先を行く先輩の願い Ah果たされていく金色の誓い 私を強く変えてくれる」ってところがめちゃくちゃ好きです。

カレイドスコープ

TRUE楽曲の中で確実に5本指に入るくらい大好きな曲です。一番最初にも言いましたが今回は誰かの背中を、そしてお鶴さん自身の背中を押すセットリストだったと思います。最初に決意を見せて応援歌に入り、音楽を楽しませてくれて、最後にまた背中を押してくれるめちゃくちゃいいセトリだと思います。ずっと居場所を探して歌い続けているお鶴さんの曲でもありますし、日々を悩みながら生活している人間の曲です。ずっと考え続けて、ずっと探し続けるメビウスの輪のように終わらない自問自答の日々、だけどどうにでもなれるから一度だけの人生先に進もうぜって。
この曲もう全部好きなので、悩んだときとか絶対聴きます。背中押されまくりです。これ誰にでも刺さると思うんですよ。是非聴いてほしい。変わることを恐れてる人これでいいのかと自問自答を続けている人、人生つまんないって思ってる人この曲を聴いてみてくれ何かを受け取れるはずだ。

紹介とかその他

最初に説明した「A.I.C.O.」、「Letter」、「僕の中の君へ」ですが、まず「A.I.C.O.」を紹介するとA.I.C.O. IncarnationというNetflixで配信されているアニメのOP主題歌です。
「Letter」はヴァイオレット・エヴァーガーデンという京アニ系列のアニメの挿入歌です。
「僕の中の君へ」は転生したらスライムだった件というなろう小説のアニメ化作品の挿入歌です。
今回紹介した曲たちはTRUE名義でリリースしているシングル・アルバムとは別に作品のサントラCD内に入っているテーマソングたちで、どの曲も大事な場面で使用される良曲たちです。
Amazonとかで単品で買える楽曲もあるので、探してみてください。

最後に

今回のライブは個人的な事情を抜きにしても、本当に素晴らしいものでした。個人的にすごいなと思ったのはもはやライブの定番曲になっているサウンドスケープこの楽曲をセットリストに組み込まれていなくても大変満足の行くものだったということ。そして初のホールライブであり、ワンマンでシーティングは初だったでしょう、それでも十二分に盛り上がり歌を音楽をしっかりと楽しめるライブだったこと。
そしてそして「TRUE 5th Anniversary Live Sound! vol.3〜with Strings〜」が決定したこと。弦とピアノでお送りするとのことだったのですが、ふたりごとやLetterでしっかりとバラードを聴かせて(しかもホールで)その流れでVol.3にこのお知らせです。僕は「ailes」が大好きなので、ストリングスアレンジで是非聴きたいですし、「私が哀しみの盾になる」とかめちゃくちゃ聴きたいですね。意外な曲のストリングスとかも聴いてみたいですし期待が膨らむ一方です。
さらにさらにこの日ファンも念願だったファンクラブが開設されました。その名も「ことだま結び」月額500円で入れるのでお手頃ですね。毎月ランチ一回分我慢すれば入れるね。余裕だね。結構内容も充実しているようなので、気になる方は是非とも。僕は心待ちにしていました。

TRUEのライブは初めての人でも本当に楽しめるので、是非一度足を運んで見てほしいです。彼女の歌唱力はもちろんですが、歌に魂が篭もっています。きっと何かあなたに伝わるものがあると思います。僕も何人か連れていきました、その人達も数曲知っているのみの人たちでしたが、十分楽しんでくれたようでしたのでお墨付きです。
これからどんどん大きくなっていくとも思っているので、推すなら今のうちだぞ?
ということで最後のほうがかなり雑になってしまいましたが、TRUEはいいぞってことを伝えたいのでした。サブスクリプションも始まったみたいなので、音源派じゃないそこの君も騙されたと思って聴いてみて欲しい。

おわり

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