第117回医師国家試験を終えて

こんにちは。国試終わりました。
備忘録 兼 後輩の皆さんへのアドバイス(になれば)として、私の国試対策について書きます。

はじめに

使用した教材は以下の通りです。

通年:Q-Assist・QB国試(過去5年分を重点的に)
模試:夏MEC・冬MEC・第4回テコム
直前:ファイナルチェック・究極MAP・直前Assist

この先、時系列で勉強の経過を書きます。
結論だけ読みたい方は、最後まで飛ばしてください。

〜4年生

座学の頃。全体的に講義に興味が持てず、試験が厳しい科目を中心に、試験に受かること(60点)だけを目標に勉強していました。

3年生~4年生にかけての春休み。
コロナの影響で旅行が吹き飛んで暇になってしまったので、映像講座を購入しました。

★ Q-Assist Prime【初年度+継続1年お得セット】¥30,800

QAを選んだのは、「病気がみえる」と互換性があり勉強しやすいと考えたためですが、正直各自の好みなので、どの予備校を選んでも良いと思います。

4年生の授業がオンラインになったため、授業と並行してCBT講座を見始めました。CBTは得点率80%ちょっとで学年の1/3くらいの順位でした。

メディックメディアの「実習×国試応援キャンペーン」を利用して、QBとイヤーノートを購入しました。同時にQAも継続しました。

★ イヤーノート2022 & QB国試2022 vol.1-5 ¥86,900
★ Q-Assist Prime 2021【継続プラン】¥13,200

5年生

臨床実習開始。私の大学では、5年生ではほぼ全ての科をローテーションします。

知識があるのとないのとでは吸収率が全く違うので、後輩の皆さんにはローテ前の予習をおすすめします。(恥ずかしながら自分はほぼ予習しなかったのですが。)

究極MAPは各科の要点を短時間で網羅できるので、頻出事項を一通りサラッと見て実習に印刷したMAPを持ち込むという使い方をすると良いのではないかと思います。(ただし、期間限定講座のため注意。)

私は5年生では好きな分野ばかり勉強していたので、映像講座は見終わりませんでした。年度末にQAを継続。

 Q-Assist Prime 2022【継続プラン】¥13,200

6年生

自由選択の実習になりました。

〜9月

比較的忙しい科を選んだほか、病院見学やマッチングもあったため、隙間時間の勉強を意識しました。

具体的には空き時間にスマホでQBを解くようになりました。
分野別の1周目問題や回数別の必修問題から手をつけました。

★ 夏MEC模試 ¥9,900

9月に受けました。難しかったです。

10月

実習が終わりました。この頃から本格的に国試対策に切り替えました。

11月

卒試がありました。私の大学では過去問がそのまま出るので、回数別5年分の暗記で乗り切りました。(分からない問題は、理解するより先に答えを暗記しました。駄目な勉強法です。)年内から回数別に触れたのは良かったと思います。

12月〜1月

映像講座の1周目を見終わりました。
公衆衛生が嫌すぎてここまで引っ張りました。

★ 冬MEC模試 ¥9,900

12月に受けました。難しかったです。

★ 第4回テコム模試 ¥9,000

1月に受けました。難しかったです。

3つの模試を選んだ理由は、私の大学の1つ上の学年が100人以上受験していた(=みんなが受けると思った)からです。
今年の評判を見ると、MM模試も良かったようです。

結局、自分の立ち位置を知り、あわよくば「自分は合格圏内にいる」という客観的事実を得られれば十分かなと思います。
私は常に偏差値50前後にいたので、「私が分からない問題はみんな分からない」という謎の自信を手に入れました。

年末〜1月にかけて、以下の直前講座を購入しました。

★ Dr.宮田のファイナルチェック ¥8,800
★ 究極MAP ¥12,100
★ 直前Assist ¥4,400

個人的には直前Assistが一番良かったですが、結論、自分に合うものを見れば良いと思います。余裕があればお守りとして複数購入も手です。

超直前期はひたすら回数別を回しました。まずは3年分余裕があれば5年分が理想的です。

ちなみに。
QBですが、過去5年分の黄色(△)と赤(×)は余裕で残っていました
年間演習数は22,000問ちょっとでした。

いざ国試へ

受験地が遠方のため前日にホテル入り下見も忘れずに
国対の帯同がなければ、昼食等を自分で手配する必要があります。必要なものは前日夜までに揃えておきましょう。

国試は絶対に緊張します。多分皆そうだと思います。御守りなど心の支えをたくさん持参しましょう。私はぬいぐるみも連れていきました。

ブロック毎に、仲の良い先生に問題(と愚痴)を送り解答速報をもらい、家族・友人にもメッセージを送って、2日間とにかく励まし続けてもらいました。

結果的に国試が自己ベストの得点率でしたが、私にとって一番力になったのは、周囲から応援してもらったことだと思います。メンタルの安定は最重要事項です!

おわりに

私の国試対策は、総額で余裕で10万円を超えました

QBは高いのですが、演習のしやすさ解説の細かさを含めて、総じておすすめです。(紙QBいらないから、もう少し安くなって欲しい。)
他の予備校の映像講座を使っている友人も、QBだけは買っていることが多かったです。

◎ 国試対策にはそこそこお金がかかることを想定しておく
◎ 集団の学力に照準を合わせる

◎ 心身ともに良いコンディションで試験会場に行く

お伝えしたいことは、上記3点です。

それでは。

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