ZORN "Roots" の歌詞から学ぶこと
家庭では愛妻家で二児のパパ、仕事は左官(建物の壁や土塀を"こて"を使って塗り仕上げる職人)でラッパーのZORNさん。
ギラギラとして力強いラップとは異なり、日常的でどこか共感する部分があるリリックが特徴的です。ZORNさんの歌は、どれも一般家庭、一人の一親としての実生活に基づいた歌詞なので、めちゃくちゃ共感度合いが高い。
ZORNさんが昔から大好きな友人に紹介された歌が考えさせられるリリックだったのでnoteに書いています。
今俺は何かに対して必死に頑張って努力をしている。
いつか必ず成功するんだと信じてこれまで一生懸命頑張ってきた。
でも思うような結果が一向に出ず、毎日が挫折の連続。
自分と同じ時期に始めた隣のヤツは、俺より先に花が咲いた。
今美しく輝いているのは隣のヤツ。でも俺には何もない。
もう辞めようかと何度も思ったけれど、今さら辞められない。
もう一年頑張ろう。
一年後、ついに俺にも花が咲いた。
そう。俺が育てていたのは見えない根っこ。
大きな花を咲かせるために支える土台を作っていたんだ。
人生を "一つの花" と喩えたとき、同じ"花"という植物でも、花の形、色、におい、花が咲くまでの時間、花が咲く季節、花が咲いている期間。全部違います。これは人にも同じことが言えるのではないでしょうか。
他人の山は青く見える。周囲から見て成功している彼を見ると、ただただ羨ましい。でも「彼になりたい!」と思い、どれだけ努力して彼を追いかけても、100%の彼にはなれません。
自分には自分の人生があり、個性があり、強みがあり、もちろん弱みもある。同様に、彼には彼の人生があり、個性があり、強みがあり、もちろん弱みもある。
そんな「自分」が「彼」になろうとしても、100%の彼になることはできないし、必ず失敗する。僕はイチローみたいにはなれるかもしれないけれど、本当の意味でのイチローにはなれない。
大事なのは、自分がどういう花(人間)かを知ることだと思いました。自分の花の色、形、においを自分で知り、「自分の花を上へ上へと咲かせる意識」を持つことが大事だと思います。
"上へと芽を吹かすため 下へと根を深く"
これから僕も自分の人生に本気で挑戦します。その道のりで挫折や失敗ももちろんあると思います。そんな時はこの歌詞を思い出して、また次の日も頑張りたいと思います。
それでは今日も最高の1日にしましょう!
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