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シンポジウムや学会

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毎年たくさんのシンポジウムや学会に呼ばれます。その場で話し合われていることなどをお伝えします。
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記事一覧

国の政策に与えた影響 行政側からのお声

この厚労省の懇談会での動きから、昨年末、JICAを経由して、PMAC2019(アジア最大の公衆衛生に関する国際会議)で「国の政策に与えた影響」として発表してほしいとの依頼が届きました。

当初は自分の目で見てきた、考えてきた、会の活動から国の政策になっていく経緯について、原稿を考えていたのですが

バンコクに向かう夜、めちゃくちゃ早く着いた羽田空港で(珍しい、本当に。いつもは時間ギリギリで飛び乗る

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上手な医療のかかり方懇談会その後と自治体における母子保健事業への展開

厚生労働省「子どもの医療制度の在り方等に関する検討会」の報告書に当会が発行した「自治体向け医療のかかり方実践マニュアル」を掲載してもらったのが、2016年。 

これで一気に進むかなと期待しましたが、その報告書を見て問い合わせがあったのは、医学生の連合からの講演依頼一つだけでした。(問い合わせはなくても、粛々とやってくださってる自治体もきっとあるはず。。。)

そして、昨年秋、厚労省の「上手な医療

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群馬県小児科医会セミナー 報告

7 月19日(金)第二回群馬県小児科医会セミナーに
呼んでいただき、「保護者と医療者の信頼関係の築き方
~いまの、そして未来の子ども達のために~」
と題して、お話させていただきました。

群馬県内の小児医療関係者(おもにクリニックの医師)が
来てくださいました。

お話の内容(抜粋)

・医療の啓発は、道徳ではないこと
科学的な裏付けのあることを伝えているということ
(良心に訴えかけない、人の善意

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その一言で、受診が変わる

昨日の群馬県小児科医会のセミナー報告に、「病気のときに使ってね」の一言で変わったある区の実例と、書きました。

そこを詳しく、とリクエストいただいたので、書きますね。

とある区の保健センターと当会で、子どもの医療のかかり方についての冊子を作ったことがあります。

その際に、出産バッグ(母子手帳とともにもらういろんなパンフレットが入った紙のバッグ)の中に入れないで、とお願いしました。

そして、「

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