コツコツ一所で努力する人
今日からお盆明け始まりました、たまご屋さん。いえ、たまご屋さんは昨日から始まってますが、私にとっては夏休み明けて今日から。
月に多くて5〜6回、少ない月で3回くらい行ってます。年末だけ10回くらい。
年明けてから、ルーティンワークから外れるようになり、前年より入る回数はますます減っています。
社員の方が、私が来ると、空気が変わる、雰囲気が明るくなる、と言ってくださいます。
いつもそんなふうに甘やかされて、楽しく、全く苦痛を感じることない仕事をしています。
たまご屋の次女だからやってる、というような義務感は皆無(そんな義務感持てる性格なら、最初から手伝ってる(笑)関わり始めたの、40歳過ぎてから)
ただ、好きで、楽しくて、やっている。
それなのに、たまに来る私にいつも優しい言葉をかけられるって、言葉かけずとも、そう思わせてくれるのって、すごいなぁーと本当に思っています。
普通なら、お荷物とかね、または逆にいてもいなくてもいいと私が感じるとか。そんなのが普通じゃないかな。
だけど、しっかり私がいてよかった!と私が感じられるような場にしてくださって、そういう口にはしないけれど、そういうことってすごいなぁと思うんです。
もちろん日数働いてないのだから、皆さんよりゼロ1個少ないお給料なわけだけど、それでも、いてもいなくてもいいんだなと私が思うことない、そういう環境はできそうでできないのでは、と思うんです。
たまご屋というのは、究極の薄利多売だから、いや、もやし屋さんには負けるかな、そんなわけで、軒数が多くて、配達する人も大変、処理する事務の人も大変。
金額が大きい仕事はそれはまた別の大変さがあると思うのですが。
毎日同じ場所にいて、しっかりその仕事を全うする。そのような人がいなかったら、この世は回らないわけです。
本当に素晴らしいといつも思います。
毎日、その仕事を、全うしている人に敵いっこないわけです。
それでも、イレギュラーな仕事を私が引き受けてるからこそ、ルーティン仕事が回ると感じさせてくれる方々。
私は自分にまるでない才能を前に、本当に素敵だなー!すごいなー!と思います。
毎日通勤電車に乗って同じ場所に行く、そこで長い時間働くということは、到底私には真似のできないことなのです。素晴らしいと思います。
私がそれを求められたら、私の良さが死んでしまう。
私は私の生き方しかできないだけ。
自分を生きるしかない。
みんながみんな、自分を生きるしかない。
だけど、一所でしっかり仕事を全うする人々を、いっつもすごいなー立派だなーと思っています。
それはもちろん、たまご屋さんだけの話ではなくて。
一所で働く社会人の皆さん、あなたのお陰で社会は回っています。
たまご屋さんの事務所は、こんな感じ。朝から電話がなりっぱなしです。夕方になると、営業さんが帰ってきて、座りきれないほどになります。
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