医療市民マイスターという役割と募集について

昨日行ったのは、加須。加須は栗橋のある久喜市のお隣。栗橋といえば、数年前まで週に2回Orinas(オリナス)の活動のために通っていた栗橋病院があるのです。

この日読んでいた本が、こちら。

で、久喜に着くか着かないかのところで、中島みゆきさんのの歌詞が、この本の文中に出てきました。

縦の糸はあなた
横の糸はわたし
織りなす布はいつか誰かを暖めうるかもしれない

ドキーっとしました。

今から8年位前、私は医療不信の強めの方と会うことが多くあったのです。
医療機関から遠ざかり、医療不信を強めてしまっている方々。

そこで、医療機関の中で起きたことは、医療機関の中で、解決することができないだろうかと考えました。

しかも、いろんな方からお話聴けば聴くほど、完全にすれ違ってしまってるだけで、善意のすれ違い、ということもとても多い、、、

そこを医療機関のことを少し理解している人が、
橋渡しできないかなと。

そういう思いで始めた医療市民マイスターという役割、その養成。

その栗橋病院での活動をOrinas(オリナス)と名付けました。

そのオリナスは、中島みゆきさんの曲からとりました。
縦の糸は医療者
横の糸は医療市民マイスター
織りなす布は、患者さんを暖めうるかもしれない

そんな気持ちでした。

なので、久喜に着いてこの詞が本の中に出てきて、ドキーっ。

この事業は現在地域の皆さんが担って下さり、私は離れておりますが、今も栗橋病院で活動が継続されています。

そして、10月には新たなマイスターとなるための、講座があります。外からはほとんど見えていない病院の中のことが、だいぶわかるようになります。

私はこの役割の研修を受けて、聴くことの重要性を再認識しました。
お友達や夫婦とのおしゃべりとは違う、腰を据えてしっかり聴く、丸ごと聴く、良い悪いをジャッジせずに起きている事柄について共有すること、そして、病院の役割、薬の大切さなどなど、たくさんのことを学びそれが今に活きています。

ご興味ある方、詳しくは、ホームページにて。

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