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脱・ベタ塗り党への道:髭親父的新兵器

ヘイ!ブラザー♪
今回はペイントや撮影の時に便利なアイテムの話。


ベイルファイア参加を目指して

其れこそ繰言なんだけど髭親父はベタ塗り党。
まず真っ黒クロ助(黒でアンダーコート済みのミニチュア)にドライブラシをカシャカシャやったら想い描いたテーマカラーを目指しベースカラーをベタ塗りして仕上げの色をウン!と薄めてベタベタ重ね塗りしたら部分的にはシャバシャバに薄めたカラーでグレイジングして終了ってパターンが大半。
此れまで作って来たミニチュアが盛り上がっていた時代背景によっては当時のオススメ的な塗料を試してみたりはしたけどベタ塗りは揺るがぬ基本。
まぁミニチュア製作は様々なゲームでの手持ちの各アーミーを増強するのが殆どだから統一感を損ねないよう最初に塗った雰囲気と揃えるのも基本。
NEWアーミーを始める時に決めたテーマカラーとカラースキームは何年過ぎても再現可能なように絶版カラーも大切に確保してるのデスヨ^^

アーミーペインターのダークトーン&ソフトトーンは第二次世界大戦が舞台のミニチュアゲーム「BOLT ACTION」を始めた時に使い出してGWのゲーム以外では使用頻度高めカナ?
シタデルのシェイドは趣味人歴10周年記念の企画で始めた新アーミー制作を機に使い出したけど結局そのアーミー専用でフューガンオレンジだけベデコ用に多用してる感じデス。

そんな筋金入りのベタ塗り党である髭親父が此れまでのペイントスタイルをガラリと変える訳ではないんだけど、趣味人ライフにおいて身に染み付いた数モノを塗る為の「量産塗り工程」や早くゲームへ実戦投入する為の「時間の効率化」を重視した塗り方から、初心の頃に教わったり知識としては知っている様々なペイントテクニックを駆使してミニチュアを塗ってみようと考えたキッカケはオールドスクールファンタジーミニチュアのペイントコンテスト「ベイルファイア」へのエントリーを目指そうと思ったからナノネ^^
スポンジでの運搬やゲーム中のダメージに強い厚塗りではなく、繊細な表現を可能にする薄塗りで色を重ねて仕上げていくのは時間の掛かる方法だけど数を塗るゲーム用ではなく個々のミニチュアの個性を活かし想像力の翼を広げて想い描く自分だけの冒険譚の登場人物を塗るなら手間は惜しまずデス。

シッカリ攪拌出来てないジャン!

せっかく色んなペイントテクニックを駆使して塗ろうとしてるんだから此の機会に前々から使いたいと思っていたコートデアームズの塗料を導入決定!
まずは「なんちゃってシェイド」ばかりだった過去を反省してシェイド全色をゲットして余った丸ベース(GWホビーやってると売るほど貯まる?)を使って発色とかの実験をしてみたんだけど何だかヘンテコな色味?で何と言うかドウ使えばいいのかチンプンカンプン(><)
そこでハーミットイン・コミュニティの総合掲示板に相談のカキコミをしてみたらナント!代表の籾山さんからチャットで直接アドバイスを頂戴出来たのでamazonでポチッたのが塗料用の攪拌ボール!可能性としてはボトルの底に沈殿した顔料が固くて振っただけでは混ざり切ってないらしく髭親父はシッカリ攪拌する時には「ボルテックスターラーTUBO」を使っていたけど今回のパターンでは効果が発揮されてなかったみたいダネ。

いわゆる「老害カラー」(絶版した古いカラー)が死に掛けた時(乾燥してカピカピ一歩手前)に
水を加えてブーン!すれば何とか使える程度には復活させてくれるスグレモノなんだけどネ^^

助言に従いボトル1本につき3玉投入してガシガシ振ったらシッカリ混ざったみたいでボトル越しに見える底に溜まった何だか怪しいマーブル模様も消えて本来の色味になったからナイス助言を頂けて本当に助かりマシタ!

コートデアームズのシェイド全9色と攪拌ボール。
思い起こせばシタデルのインクやシェイドも攪拌不足だと残念な色味になってたナァ。

いきなりの頓挫?

ソンナコンナで塗り始めた冒険者パーティー「赤シャツ隊」の面々なんだけど何だか塗ってるそばからエッジの部分のみならず色んな場所が色剥げして何度も修正する事態に陥ったノネ。ベタ塗りだとペイント中にミニチュアを手で触れた程度じゃ色剥げなんてしなかったけど今回は薄めた色でレイヤリングやグレイジングを多用してるからミニチュア本体を触ると擦れて剥げるみたいなんだけど、思い起こせばミニチュアホルダー的なモノとかコルク栓とかに固定してペイントしてるのを見た事があるのは実は色剥げ防止策?

なんかコンナ感じのヤツにミニチュア固定して塗るらしいノネ^^;

てな訳で初心の頃の記憶を掘り起した結果、導き出した答えはブルタック!
確か初めてクラブチームに通い出した頃のリーダー(今では日本画家になってるペイント仙人♪)がシタデルカラーのボトルにブルタックを使ってミニチュアを固定してたのを思い出したので早速パクっ・・・オマージュ^^
マタマタamazonでポチッて届いたブルタックをコネコネしたら旧シタデルカラーの空ボトルの上に乗せてミニチュアを押し付けガッチリと固定!

いやはや、こんな方法じゃ数モノを一気に仕上げる量産塗りなんて不可能ダヨネ^^;
でも1体を塗り込むのならミニチュアを直に持つより塗り易いカモ。

この方法を試してみたらピタリと色剥げしなくなったからヤッパリ手で触れた部分が擦れてしまっていたみたいダネ。それにしても繊細な重ね塗りには予想外の落とし穴?って言うか注意点があるのを学習する事が出来マシタ^^

美味しそうな鳥モモの炙り肉

「赤シャツ隊」の面々を着々と塗り進めては画像をX(ツイッター)で紹介していた髭親父なんだけどハーフリングの盗賊が腰にブラ下げてる食べ掛けの鳥モモ肉には渾身のペイントを施したのにも関わらず全然美味しそうに写ってないのがチョイと不満だったのデスヨ。で、ついカッ!となって撮影用に新兵器として導入したのが「撮影ボックス」なるモノなんだけど能書きにはメルカリなどのフリーマーケットに出展する品物の撮影に最適!って書いてあったから被写体の見栄えが良くなるんなら鳥モモ肉も大丈夫?更にミニチュアの細かい部分をスマホで撮影する手助けとなる道具もあったら便利だと思って「自撮り棒」なるアイテムも同時にamazonでポチッ!コレは三脚の役割を期待したんじゃ無くってスマホをミニチュアに近付けた時に画面をタップするのが難しいから付属のWiFiリモコンでシャッターを切る為デス。

渾身のペイント済みミニチュアをヤフオクに出展?みたいな画づらダネ^^;
導入した「撮影ボックス」はサイズ的に30センチのを選んだけど、モデリングもペイントも
現在の我が家のホビー空間はパソコン机の上のみだから丁度いい大きさだったみたいデス。

そして!肝心の鳥モモの炙り肉なんだけど・・・

此れ迄の撮影環境で写した鳥モモの炙り肉。
何だか不味そうでガッカリしちゃうヨネ^^;
撮影ボックスに配置して写した鳥モモの炙り肉。
比べると明らかに美味しそうに見えるデショ?

見ての通りでチャント肉眼で見るのと大差ない感じに写せマシタ♪
結果的にミニチュアに施したペイントの発色も全体的に綺麗に写せるようになったからベイルファイア投稿用の画像も間違いなくグレードアップ!(ペイントのグレードも上げたいネ^^;)

悩ましい課題

オールドスクールファンタジーミニチュアの世界では「脱・ベタ塗り党」を目指す髭親父なんだけどチョイと悩ましく思っているのはヤッパリ色剥げの問題で、ロールアウトしたミニチュアの画像撮影中にエッジ部分や場合によっては画的に大切な顔の頬骨がチップ(色剥げダメージの事なんだってサ)してたりするとガッカリなんだけど補修ばかりしてると段々クオリティーは下がって行くしドウしたものカネ?取り合えず今回の場合は塗り上げたミニチュアにシタデルのアードコートを塗ってはいるんだけどテカテカの光沢は好みじゃないからウン!と薄めて使ってるし塗膜保護の役割が果たせてないんだろうナァ。我が家では趣味人への道を歩み始めた当初から愛するカミさんに「ミニチュア出しっ放し禁止」と言う鉄の掟を申し渡されていて毎度の如く「作ったら即収納」なんだけどゲームで使った訳でも無くスポンジで擦れただけでも色剥げするのは困っちゃうナァ。ちなみに「ミニチュアの傷や色剥げはゲームの勲章!」なんて言ってた懐かしい時代もあったけど今の時代じゃ「撮影前の確認が不十分!」てな感じで通用しないカナ^^;

いやはや、ある意味では厚塗りのベタ塗りって理に適っていたんだナァ。
「ゲームに使うミニチュア以外は塗らない」なんて言ってた頃もあったけど今ではミニチュアゲームを遊ぶ事もイベント会場に出動する事も無くなった髭親父的には、個人的に新たなコミュニケーション方法でもある作品の画像投稿がホビーライフにおける愉しみのひとつになって来てるから拡大画像で目立つ傷や色剥げを勲章扱いは出来ないしコリャ新たな対策が急務ダネ。

さてさて、今回も毎度の長文を最後まで読んで頂き感謝!感謝デス。
ではでは、エンジョイ!オールドスクールファンタジーミニチュア♪

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