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シンデレラ桃太郎の東京日記 vol.40 高円寺

「あなたを乗せて 自転車漕いだ 真夜中の純情商店街」
(ゴーイングステディ 「佳代」)

私達の世代の青春、欠かす事ができないこの歌。
ついにやって来た、バンドマンの成長、高円寺。
JR高円寺駅北口を降りて、すぐの商店街を歩く。

とにかく居酒屋が多いのだが、お隣の駅・中野とは少し趣きが異なり、八百屋などの生活に密着した店が多い。
そして、北口だけでも純情商店街(ねじめ正一の小説家も読んだ)や庚申通り商店街など、いくつも商店街があり、街の息遣いが強く伝わってくる。
返す刀で南口へ。

高架下のオシャレなカフェ、阿波踊りが行われるアーケード、ビンテージ感あふれる古着屋街など、ちょっとした街歩きの中でも、様々な顔が見える。
ふと入った立ち飲み居酒屋には、バンドマンと思しき人も。

「僕は何かやらかしてみたい そんなひと時を青春時代と呼ぶのだろう」
(ゴーイングステディ「青春時代」)

この歌が自然と頭に浮かんでくる街、それが高円寺なのでした。

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