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福岡までの貧乏旅行③水城と大野城

はい、福岡2日目です。
あと1週間で終了しますと書かれているモーニングサービスのトーストを2枚食ってさっさと宿を出た。
同行者はぐっすりだったのでブースの中から出てこず、僕は朝の散策へ。

水城の上
水城跡の碑
川に沿って歩く
高速道路の下
発掘調査現場

水城をぐるぐると回っていると、丁度発掘調査をしているらしい場所を見つけた。
早朝なので人はいなかったが、珍しいところに遭遇した。

ちなみに、水城というのは古代に外国から来た軍勢を食い止める目的で作られた超巨大な堀と土塁である。結局その時は外国の軍勢が来ることは無かったのだが、その後の歴史で一部が利用されたこともあるっぽい。


大野城の道。険しいにも程がある

その後は水城から続く大野城へ登る。この城も水城同様、外国からの軍勢を迎え撃つための拠点。高めの山を丸々城にしているので、とにかくデカい。で、標高が高い。2時間以上かかる登山になった。



大野城とほぼ同じ敷地内に岩屋城跡があり、こちらにも立ち寄る。こっちは戦国時代の城。
高橋紹運が篭って討死した有名なアレ。

その後は下山して大宰府政庁跡へ。サムネイルがそれ。
大宰府というと大宰府天満宮を想像しがちだけれど、歴史的に重要なのはこっちの方で、要するに九州の全てを統治するためのお役所だった訳だ。
我々は学びのために来ているのであって、観光旅行ではないので山や城に登って汗を流し、こうした地味ながらも歴史的価値の大きい土地に行くのだ。


まあ大宰府天満宮にも行ったんだけどな。
近いし。
生憎と本殿は修理中で立て看板しか拝めなかった。
御籤を引くと大宰府天満宮のオリジナルのもので、菅原道真の和歌が書かれている。僕が引いたのは「この度は〜」で始まる、百人一首にも入っている「神のまにまに」の歌。
具体的には色々あるんだけど、僕のものも同行者のものも「神様はほんとに俺達のこと見てるんだな……」と言いたくなるような内容だった。

大宰府天満宮前は土産物屋がかなり多い。
キャラクターグッズの店も多く、母親がミッフィー好きのためこの店に寄って土産を購入した。


ちなみに、大宰府市はマンホールの蓋も梅の花だった。
こういう地域性は面白くて好きだ。

チーズケーキ研究所というステキな名前のお店を見つけて向かったのだが、臨時でお休みだった。
また福岡に行く際には是非行ってみたい。

チーズケーキを食べられなかったことに落胆しながらも、我々は九州国立博物館へ。
広くて素晴らしい展示の数々。
かなり写真を撮ったが、1番テンションが上がった火縄銃だけここに置いていく。

その日の夜はちょっとした出来事があったのだが、その話は次回。
よろしゅうに。

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