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貰った金で関東旅行記③ 岩櫃城と沼田

前回のあらすじ。
頑張って山登りしたので、下山しながら城跡を目指す。

1日に1記事くらいかなぁ、と思いながらシリーズを書き始めたけど、2日目にして分裂すると思わなかった。
内容が濃密で意外と長くなってしまった。

noteの相場は知らないけれど、僕は大体1記事1000文字前後で書いているので。まあ自分のペースでいく。



多分これは山から城へ向かう時の写真

山の風景は似たようなものが多いので、どの写真がどのあたりの風景を撮ったものか分からなくなる。
山から城へ向かう道中は、本当にこの方向で合っているのか不安で仕方なかった。
大冒険だ。


岩櫃城本丸跡

はい、着きました。
不安になりながら歩いているだけの話を延々しても仕方ないので、1時間くらい歩いた部分はカット。

なかなか感慨深い。
本丸には観光地によくある、訪れた人がメッセージを残していくノートがあった。
こういうのは基本的にあまり書かない。
というか、意外とここまで来る人がいるんだな。

空堀跡を鑑賞する。
多分だが、観光用に再現したものではなく当時の遺構だろう。大変良い。
敵の侵入を阻み、一方的に攻撃するための設備を僕は「殺意が高い」と表現するのだが、この城は相当に殺意が高い。

殺意を楽しみながら下山すると、観光案内所みたいなのがあった。先にこっちに来といた方が良かったかなぁ、とは思ったが、帰り道があの険しい密岩通りになるかと思うと、やはりあっちが先でよかった。
資料をもらい、スタンプを押して、真田の抜け道みたいな所を通って帰る。昔の街道跡だったとか何とか。
そういう伝承は箔付けのための創作やこじつけであることが多いので、無感情に走り抜ける。
電車が少ないので乗り遅れる訳には行かないのだ。

盗まれていなかったキャリーバッグを回収し、人の善性に感謝しながら駅に向かう。
飯が食いたい。

次に向かうのは沼田である。
真田関連の城に行く気満々。
上田城は今回諦めた。

行ってみて驚いたが、沼田は坂が多い。
午後3時頃に遅めの昼飯として、地元の食堂でカツ丼とドジョウ汁を食べる。

姿がそのままなので命を感じながらいただける。


普段食べないものを食べるのは旅の楽しみの一つなのでドジョウを食べた。食堂のお母さんによると、その日はいつもよりよくドジョウ汁が出たらしい。
ドジョウは、小骨が多くて少し生臭さのある貝と言った感じだった。好き嫌いは別れるかも。


沼田城の駐車場入口

沼田城は遺構はそこそこ残っているものの、観光地化が進んでいる印象。桜も売りなのか、とても綺麗で、丁度人が多かった。
個人的にはもうちょっと人気がない時に来たかった。


戦国無双とのコラボ看板があった。好きなゲーム。


土の遺構がそこそこあって楽しかった。
観光地用に整備されたものと当時の遺構を厳密に区別出来ない未熟者なので、どこからどこまでが当時の遺構なのか考えてしまう。

沼田は坂道が多いが、坂道と坂道の間に通路があるのが印象的だった。
こんな形の街があるんだな。
いつか小説の舞台にしたい。

長くなってきたので今回はこの辺で。
群馬で三本書くことになるとは思わなかった。

次回もよろしゅうに。

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