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愛娘の「実家」をつくるプロジェクト・3

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荷物の整理をはじめる

なんにせよ住宅ローンの本審査が通らないことにはなにもできない。ジリジリ。一週間くらいと聞いたが、まだか、まだか。それが通ればすぐに各所に連絡をとるのだが、ただ待つ日が続く。引越し自体はそれでも先は先なのであるが、物が多い我が家、とくにわたしの持ち物が多いので「整理しておかないとな」と思い始めた。
「持っていくか棄てるかまだはっきりしない」収納があり、それに自分の創作のための紙素材や画材、レジンや粘土などがぎっしり詰め込んである。なんとかしなくては…と、段ボールをひとつ用意して、いるいらないを選別していく作業をしたとある週末。同じく選別作業をしていた夫の荷物はスルッとまとまるが、私はひとつじゃ足りないほどぎゅうぎゅうだ。結構廃棄にしたのにな(笑)先が思いやられる。近いから自分で運べるものは自分で運ぶプランだけど、それにしても持ち上げられないほどの重さのダンボールじゃはなしにならない。私はいったん詰めてだけおいてそこから旅行かばんなどに入れて運んで出して戻る…を繰り返さないといけなくなりそう。前途多難。「大物の家具だけ運んでもらおう、引越しやさんに」と思ってたけどそんなに甘いもんじゃなさそう。

エアコン5台の工事はセレブ価格

夫が頭を抱えている。さまざまな業者さんにあいみつをとっているエアコン問題。ふたつ持っていく、みっつ買う。合計5台分、設置工事が必要。それで見積もってだいたい50万くらいじゃない?と言っていたんだけど、全然だった。80万ほどかかりそう。30万の予算オーバーは痛い。。かといって「出さないよ!」て反抗したわけではなく「そのくらいかかっちゃうか〜(苦笑)」くらいだったんだけど、夫も結構でかいなと思ったらしく、そこは仕方なくとも他の部分で調整しようと奮闘してくださっている。ニトリであれこれ揃えるつもりで見積もりをたたていたけれど、ニトリは別に低価格なわけではないのだ。夫が見つけた他の低価格で評判は良さげなところで再度見積もりを練ってくれている。

実家はリビングにエアコンが一台ある程度で、私が実家にいた頃はエアコンなど不要だった。近年、暑くなって危ないからと導入したのだ。東北の夏はそれほど気温は上がらない。でも東京の夏は本当に暑い。受験のことを考え始める娘、在宅仕事の私と夫。それぞれに個室に必要だろう。リビングももちろん、そして寝室の必要…となると5台必要なのだ。そこは譲れない。他のご家庭のことはわからないが、もしこどもが3人いたとしたらやっぱりそれぞれの部屋に必要だねってなるだろうから、おかしくはないはずだ。個人のスペースを快適にしたい。

 時が動き始めた

数日間、マジで連絡こない〜もしかしてなんかあったんじゃ(落ちたんじゃ)ってやきもきして過ごしたんですが、無事に住宅ローンの本審査が通ったと連絡あり。やったー。これから忙しくなるな。手始めに、賃貸マンションの更新の書類が先日届いているので解約の手続きを進めなければ。電気ガス水道の変更手配、明日は例のエアコンの業者さん(夫があいみつとって決めてくれた!)が現地調査に来るので朝から忙しくなりそうだ。

夫「これから毎月できる限り支払っていこうな。なんか緊張するな」
最短ルートで完済を目指す所存。
正直言って今まで、せまーいマンションの中で贅沢をしてきた。収納容量が少ないというデメリットを差し置いても、旅行こそしないものの、お互い自分の好きなことにお金を多少かけても3人の毎日に影響が出ないくらいの生活をしてきたんだ。家族みんなで今までぼんやりと当然のようにやってきた贅沢を少しずつ抑えていけばなんとかなるだろう。とくに彼は自分の城ができるんだからね。

カレンダーの予定がやばいことになっている。今は娘の春期講習のタイムスケジュールを書き込んでいるが、そこに引っ越し屋さんに見積もりにきてもらう予定や夫の契約や住所変更の手続きの予定が書き込まれていく。正直「うわ」と思わなくはないが、ここはもう週末をフルフルに予定ブッキングさせながらなんとかやっていくしかないよ。これからはやったことリスト的にメモをしていこうと思う。くれぐれも体調崩すことのないようにやっていこう。ファイト。


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