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真っ直ぐに、駆け上がる

我、偉大なる推し髙橋海人くんの所属するKing & Princeのメンバー、永瀬廉君が主演の弱虫ペダル。

廉くん目当てというよりは、ネットで少し読んだ漫画の弱ペダが面白くて興味が湧いたので、映画館に行ってみた。漫画を少しかじっただけで、自転車競技のルールなど全く知らなかったが、この物語にすごい力で引き込まれた。

主人公・小野田坂道の真っ直ぐな性格と健気さと、仲間をパワーにする力に胸を打たれた。

『仲間が欲しい、ずっと1人だったから』

その思いをあんなに真っ直ぐに相手にぶつける主人公に出会ったことがない。

今の世の中、1人になるなら媚を売ってでもどこかに所属しようとする人の方が多いと思う。

その中で、『アニメが好き』という自分の気持ちを決して蔑ろにせず大切に扱い、その上で仲間を求める坂道、その真っ直ぐさを受け止め仲間となる自転車競技部のメンバーを素敵だと思った。

自転車競技の辛い局面でも、坂道が自分に与えられた『役割』を仲間のために必死に果たそうとするのは、どこまでも清い坂道の真っ直ぐさと、それを受け止め共に進もうとする仲間の強いパートナーシップがあるからこそだと思う。チーム総北のパートナーシップに優劣はなく、ただただ相手を思い行動しているのだ。だからこそ、私はこんなにもこの作品に惹かれているのだろう。

あまり上手く言葉を紡ぐことが出来なかったが、詰まるところ、私は弱ペダが大好きだということだ。(総評が雑い。)



ここからは映画のストーリーではなく、キャラクターについて書く。この映画の推しは登場したその瞬間から、『浪速のスピードマン、鳴子章吉』だった。あの溢れんばかりの陽キャオーラ、暑苦しいくらいの自転車への情熱、関西弁!!!!!!!!!!

私はアレクサは要らないので、鳴子くんが欲しい。メンタルが弱る私の隣で「おらおらおらあああああ!!!!」と叫びながら並走して欲しい。いつまでも頑張れる気がする。

「わしはチームの為に死ぬって決めたんや!!」

と言われた時は、思わず場内で、結婚して。と呟くところだった。危ない危ない。これでは変質者だ。

欲を言うなら、坂道と一緒に秋葉原から帰るくだりを入れて欲しかった。あそこすごい好きだったから。(ただの一読者の希望)

もう1人いいな〜と思ったのは、『頂上の蜘蛛男、巻島祐介』。あの肩の力が抜けた感じの雰囲気が最高にいい。

おいおい、鳴子好きなくせに巻島は真逆のタイプじゃねえか!、と思ったそこの貴方。私もそう思う。でも好きだ。

多分、実写が柳俊太郎だったことも関係していると思う。漫画の時は気にも留めなかったから。(失礼

大事な局面でも冷静さを失わず、内に秘めた熱いものがチラチラ見え隠れする具合もいい。緊張する坂道に対しても、普段通り世間話なんて出来ません〜って感じで接していたのもいい。柳俊太郎の顔が良い。スタイルも良い。らびゅ〜!


以上、推しが所属するグループのメンバーが主演の映画を見た、オタクの感想でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あまちゃん




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