読みたいことを、書けばいい。
まず最初にこの本の著者の田中泰延さんに謝らなければならない。
最近、文章を書く事が多くなった、書きたいと思うことが多くなった私はこの本の表紙を本屋さんで見てジャケ書いした。
糸井重里さんが書いた本だと思って。
私の中での糸井さんのイメージはキャッチコピーをたくさん生み出してる同郷の人(糸井さんは群馬県出身)で、もののけ姫の「生きろ。」が印象深い。
そんな糸井さんが「読みたいことを、書けばいい」って何を書いているのかなーと帯コメントを書いた糸井さんの名前を見て勘違いしてしまった。
開始3〜4ページの私が生まれて初めて書く本との記述のところで⁇ってなり、糸井重里さんは本たくさん書いてるよなー
その1分後の自己紹介部分でやっと、
これは田中泰延さんが書いてるのか!よくツイッターで見る人だ!
よく見たら田中さんの名前も帯の右側にちゃんとあった。(当たり前)
そんなおっちょこちょいな私が、糸井さんの名前以上に題名に惹かれた理由は普段から「これを書いたら他人からどう思われるか?」が気になるからだと思う。
そんなの気にしたってしょうがないのに。
気にしたってしょうがないと思うエピソードを一つ。
最初に勤めていた整骨院で私が退社するとき、常連さんが私をイメージして、絵を描いてくれた。
とても有り難い話だ。
しかしそれがどーみても私とは結びつかない、ツインテールのセーラームーンのようなザ二次元の女の子だった。
はっきり言って衝撃的だった。
私は中高ソフトボール部の体育会系で、就職してからも決してそんな女の子らしいところは一ミリもなかったと思う。
同僚たちも驚いていた。
でもその人からはそう見えたのだ。
その人がどう思うかはその人の自由。
私の範疇を超えた他人の脳内はどーすることもできない。
他人にどう思われているか、考えるだけ無駄。
それでも良く見られたいとか思っていろいろ気にして、書くことに勝手に疲れてしまう。
だから私は他人からどう思われているか気になった時、今日の文章を見返そう。
私が書いているものが私が思ってるように相手に伝わっているとは限らない。
そう思ったら、自由にいろいろ楽しみながら書けそう。
そんな勇気を1時間ほどでもらえた本だった。
この文章が起承転結で書けたかどうかなんて私にはわからない。
でもきちんと1500円払ったから、まぁそんなことどーでもいいよね。
今度は何を書こうかな、、、
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