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【文化】入学式について

こんにちは、松本恵実です。
今回は文化服装学院の入学式についてお話ししたいと思います。

今年の文化服装学院の入学式は4月6日。
午前の部(11:00~)と午後の部(13:30~)に分けて行われました。
私が入学する服飾研究科は午後の部での開催です。

文化服装学院前。桜がきれいに咲いていました。

皆さんどんな装いをされるのかなと思っていましたが、本当に多種多様で目移りしてしまいました。
黒無地のスーツでフォーマルな装いの方もいれば、ゴスロリのフリフリした装いの方もいます。
服の色彩や形、アクセサリー、ヘアアレンジやメイクなどに、何かしらのこだわりが感じられて、見ているだけでワクワクします。

街を歩く人の装いが、普段からこのように豊かであったら、どんなに楽しいだろうと思わずにはいられませんでした。

入学式の会場はF館・遠藤記念館大ホールです。
C館エントランスをくぐった先にあります。

「F館」と書いてあるところが入学式会場。意外と奥行きのあるキャンパスです。

ここで思いがけず、入学試験の面接時にペアだった方と再会しました。
これからバイトどうしよう…など、お話ししながら会場へ向かいます。

入学式会場内

入学式は複数の科・クラスが合同で行われます。
予めHPで発表されているクラス分けを確認しておかないと、どこに座ったらいいかわからなくなってしまうので、要注意です。

入学式の内容は学院長の言葉、卒業生代表の言葉、在校生代表の言葉、新入生代表の言葉…など。
入学式の後に続けて奨学金の授与式も行われましたが、それも含めて全体でおよそ30分くらいでした。

そのなかで印象的だったのは、卒業生代表として登壇された、金色長髪姿の佐藤正樹さんです。
その立派な髪について、佐藤さんは日経ビジネスのインタビューの記事で次のようにおっしゃっています。

このロン毛の金髪ですか? 通販専門チャンネルの「ショップチャンネル」への出演が決まった18年前、佐藤繊維という無名の中小企業に少しでも興味を持ってもらおうと思ってこの髪形にしたんです。それ以来、ずっとこの金髪です。国内外どこへ行っても目立つからすぐ覚えてもらえるし、声もかけてもらえる。ブランドの発信源になっているんですよ。

https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00152/112400001

ここで佐藤さんは自身の「ロン毛の金髪」を「ブランドの発信源」とおっしゃっていますが、服についても同じことが言えると思います。
つまり、私たちが着る服も、自分を発信する手段として活用することが出来るということです。
そして、文化服装学院というファッションの学校の入学式では特に、その服を着る意味を考えたいところです。

今回、私は高田馬場にある大好きな古着屋さん「丸実商店」で購入したワンピースを着ました。

入学式会場前にて

この服を選んだ理由は二つあります。

一つは、私にとって丸実さんがファッションの世界への重要な入口となっており、是非とも丸実さんの服を着て、新たな一歩を踏み出したいと思ったからです。

もう一つは、ウクライナカラーを意識したからです。
現在、青と黄を組み合わせたウクライナカラーは、世界の平和を願う色として様々なところで用いられています。
私も、ワンピースとベルトの色に、世界の平和を願う人たちへの連帯を示したいという思いを込めました。

服に込めたこれらの思いは、一見したところで、他の人には伝わらないかもしれません。
しかし、たとえそうであっても、自分自身に向けたメッセージとして、この服を着ておきたいと思ったのです。

この発信の手段としての服、また、自己暗示のための服というテーマについては、別の記事で改めて書きたいと思っています。

余談が長くなりましたので、話を入学式に戻しますと、式の終了後はクラスの教室に移動し、オリエンテーションが行われました。
担任・副担任の先生の自己紹介、キャンパスや教室の説明、翌日の新入生オリエンテーションについての説明がありました。

また、学生手帳や学生証が配られました。
(学生手帳はスケジュール帳にもなるので、前もって購入しなくても大丈夫です。)
その後、予め配られていた防災用具に名前を書き、片づけ終わった人から帰宅という流れになりました。
(ちなみに、文化服装学院最初の課題は「入学所感」を書いてくることでした。)

学生手帳。スケジュール帳にもなります。

以上、今回は文化服装学院の入学式についてお話しました。
次の投稿では、新入生オリエンテーションについてお話ししたいと思います。

ご覧頂きありがとうございました。

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