【日記】2024年1月②
20240111
洗練されたあざとさは思いやりであり、自我や自意識を超えた尊い行いだと思った。
20240112
芸人さんのエッセイを読んだけど、どんどんと癖がなくなってつまらなくなっていった。小慣れてきて文章表現の妙を目指そうとしたためか、あるいは書くネタが尽きてきたか、手を抜くようになってきたか……。初心者の持つ荒削りな魅力のようなものについて解像度を上げたい。
20240113
前世は工業機械だったんじゃないかと思うくらい、規律的に動くことができる。
20240114
わからないことに出会って頭を悩ませるたのしみや苦しみは年々失われるから、アートには常にあたらしい「わからない」を提示し続けて欲しい。
202401115
定型的なエモを摂取してしまったので、すべて始発電車の生温かい座席の上に置いて帰った。
20240116
2weekのコンタクトの左目だけ、使用し始めて2日で紛失してショック。どれだけお金を稼いでも、この手のショックからは解放されない気がする。
20240117
会社の帰りにマックでバタースコッチパイを買って、食べながら歩いて帰って、仕事をして、気絶して、また起きて仕事をして、それでもあそびのある生活ができる体力について、改めて神に感謝した。
20240118
他人の痛みについて想像するのは難しい。自分に置き換えて考えても「いや、たいしたことないしな……」と思ってしまうから、他人の受容体で他人の痛みを感じる訓練をしないといけないんだと理解した。え!難しすぎる。
20240119
これまでの努力がすべて報われたような、ものすごく良い日だった……!
自分のことを中長期に渡ってよく見て、成長を願ってくれる人がいることの幸せを知った。もっとがんばるぞ!
20240120
初めてまつげパーマをしたら、自まつげがギャンギャンに上がって驚いた。目の上に生えている毛の角度を変えるために5980円か……と思わないでもなかったが、稼いでもどうせ使い道のないお金なのでまあ良いか……と思い直した。
くるん、と丸まった毛を鏡越しに見つめると、そんな些細なことで顔の造形が変わることがなんだか愉快で笑えたので良し。
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