大人になってしまった人への「ごっこ遊び」のすすめ

最後にごっこ遊びをしたのは、いつだったかな。

最近なにかと話題になっているえらいてんちょうさんの「しょぼい」シリーズという本たちがある。

実はこれらの本の前に彼が書いた『しょぼい起業で生きていく』という本があって、けっこう面白く読ませてもらった。

僕がこの本から得た一番の学びは「コストをかけずに自分の生活の一部を稼働させることができる」というものだった。
つまり、なにかのビジネスは実はものすごく簡単に始められるんだ、という話である。

それを読んでから、ぼくも何か「しょぼい起業」ができないかなと頭の片隅で考えていた。

そんなときに、昨日のnoteにも書いたのだけど料理に対する興味が出てきた。
もちろん、自分で料理が上手になるのは前提として、
「こういうのは一人でやっても絶対続かない」
「どうせやるなら誰かのためにビジネスにできないか」
「どうせやるなら、料理がうまくなってからなんて言わずに走りながら考えよう」
そう考えた、ぼくは友達を読んで手伝ってもらいながら自分で、しかもほぼ初めて誰かのために料理をつくる、ということをやってみた。

すると、不思議なことに幼稚園生のころに友だちや妹とやっていた「ごっこ遊び」を思い出した。

幼稚園のころにしていたときは、たべものはおもちゃだったし、食器もおもちゃだった。
実際に料理はできなかったし、食べることもできなかった。
友だち同士で順番にシェフとウェイターになって、順番こに食べさせあっていたような覚えがある。

けれど、今はもう大人である。
やっていることは当時のごっこ遊びと同じだけれど、そこには実際の設備もあれば、美味しさもある。

当然そこにはちゃんと責任も発生して、僕がちゃんとした感想を求めたのもあって、料理の味やキッチンの汚さなどを指摘されたり、ちょっとレストランふうにするために家具を移動したり、といった大変だったこともある。

けど、なぜか幼稚園生に戻ったような不思議な感覚だった。

あまりこういう言い方は懐古的で好きではないのだけど、思えばあの頃は、世の中の働いている大人が全員輝いて見えて、色んな飛行機のパイロットからそれこそシェフまでありとあらゆる職業になってみたかったな、と思った。

それがいつからか、年収とか待遇とか、合理的な目線で就活をはじめていた自分に気がつく。

ということで、子ども心を忘れてしまったみなさん、「ごっこ遊び」はわりとおすすめです。
ぜひ、本気で。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

ありがとうございます!これからもがんばります!
9

井上 周

金沢大学院修士1年。内向的で人見知りで苦労しながらも、今ではコンピュータと人間をつなぐインタフェースの研究をしています。noteでは自分の気持ちや感じたこと、日々思うことを綴っています。将来の夢は多くの人を幸せにするものづくりをすること。感じたことを、感じたままに。

ぼくの料理記

「誰かを幸せにするために、料理の力をつけたい」 そう思って料理を頑張っています。 美味しいご飯を作れるようになる挑戦の記録です。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。