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求めるコミュニケーションは日々変わるもの

以前、定期的に会っていた友人との会話に違和感を覚え、自分が求めているコミュニケーションが変わったことに気づいた話をしました。

その続きとして、今の私が楽しいと感じる会話が明らかになってきたので、それについて書いてみようと思います。


「なんでだろう?」を一緒に考えられる

入り口は近況報告でも、ただ報告して終わるのではなく「なんでそう考えるんだろう?」「このモヤモヤはどこから来ているんだろう?」ということを一緒に考えられると、私は嬉しくなります。

例えば相手が「仕事が楽しい」と言った場合、仕事内容が好きだから楽しい、みたいな感じ?と聞いてみると、「うーん、内容が好きというより、わかることが増えていく感覚が楽しいのかも」といったことが返ってくる。

そこから学生時代のことを思い出し、「あのときのあの感覚に近いかも」「あ〜なるほど!あの感覚ね」「でもそれと比べると、ここは違うなぁ」みたいな話になっていく。

相手の中にすでにある答えを聞くのではなく、まだない答えを一緒に探す感覚かも?

「うーん」
って考えて、ゆっくり言葉を紡いでいく時間は、なんともいえない幸福感があるなぁと思います。


一緒にわかろうとしてくれる

反対に、私が話していることをわかろうとしてくれると、とても嬉しいし安心します。

それはそうでしょと思う方もいるかもしれませんが、私が話す内容は複雑というか、「Aと思いつつBの側面もあるよなぁと思って」みたいにいろんな可能性を含んでいて、自分自身もよくわかっていない状態なんです。

そんな話を、私の思考の海に一緒に潜るようにして、「こういうこと?」とか、「確かにこういう側面もあるよね」と理解しようとしてくれる。

そうしてくれることで、私自身の思考が整理されたり、ひとりで考えているだけでは気づけなかったことに気づけたり。

それが人と話す醍醐味だなぁと感じます。


変わっていく前提で今の考えを共有できる

過去と今とで人は変わるし、未来でもまた変わっているはず。

それをお互いにわかったうえで、「今はこう考えてるよ」を言える、聞けるのがいいなぁと思っています。

変わることをマイナスに捉えるのではなく、自然なこととして受け入れられる間柄だからこそ話せることがあるというか、変わっていいんだって思わせてもらえるというか…

そんな相手との会話は、安心して今の感情に焦点を当てられるから好きだなぁと思います。


今の私が楽しいと感じる会話をまとめてみました。

他にも要素がありそうですが、現時点で言葉にできたのはこの3つです。そして、ここに挙げた3つも、いずれ変わるのだろうと思います。

その都度「今自分が求めているコミュニケーションはどんなものだろう?」と問いかけ自覚することが、日々の充実感に繋がるのかなと思いました。

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