ゆく年くる年。日本陸軍一式砲戦車で年越しプラモ
さて、皆様は此度の年越し。どのように過ごされましたでしょうか。
かく言う僕は戦車を自宅で作りながらの年越しでございました。
これなむ、タミヤ1/35MMシリーズの日本陸軍一式砲戦車(人形6体付き)でござい。
少し前に新橋のプラモデルファクトリーで何と半額セールだったのをゲットしたもの。
(ちょっとしたディナーより安い!すごい!)
開けてびっくり、ランナーの刻印に「1975」の文字。
……45年前!!
そんな昔のプロダクトが現役で今も売られてるってすごい。すごいなあタミヤ。
組み立ては、多少のバリはあるものの、パーツの合いが悪いところはほとんどなくサクサク進みました。
主砲。
箱横の解説によると、この一式砲戦車は、97式中戦車の車体に75ミリ口径の九〇式野砲を搭載したものとのこと。
残念ながら僕にはミリタリー知識が微塵もないので、何がスゴイのかサッパリなのですが…口径がデカイのは良いことなんでしょう。
戦闘室はオープンタイプ。
オーソドックスな戦車のように砲塔こそ旋回しませんが、町工場のおやっさんが根性で付けました感満載のリベットがカッコいい。
さてこのキット、パッケージに記載もあるとおり、兵士のフィギュアが6体も付属します。
まずは砲撃担当の2体。弾込めおじさんと照準おじさんですね。
続いて、4体の歩兵おじさんたち。
前出の砲撃手は戦車本体と同一ランナー成形なのですが、残る歩兵のランナーはあとから追加されたものになっています。
なので説明書も2枚。
この兵士追加のアップデートは2013年みたいですな。
1975年のキットを38年後にバージョンアップして未だなお販売し続けるタミヤさんやばいしすごい。
大体、こういう兵士のフィギュアって、両腕とヘルメットを取り付けるくらいのざっくりしたパーツ割なんだけど、追加分の歩兵フィギュアはもっと細かい分割になっててビビりました。
カバンや水筒などのアクセサリーを除いても6分割。
パーティングラインは少し目立つけど、造形がクソ精密なので組んでると溜息が出っぱなしになります。
かっこいい!初めて組んだ俺の戦車プラモ。
年越しプラモといいつつ、夜通し組んだわけじゃないし、特番の孤独のグルメを観ながらチマチマ組んでいたので、トータル7時間くらいで完成しました。
素組だけど成型色のダークグリーンが渋い雰囲気だし、モールドは今見ても十分なくらいバッチリ。パーツの合いも精度が出ているので流し込み接着剤が大活躍でした。ストレスなく組めて楽しめるってのは、模型においてめちゃくちゃ大事な要素だよなあと痛感した次第です。
タミヤ戦車で幕を明けた僕の2021年。
今年も適度に適当に。楽しんで製作をしていきたいなと思っとりますよ。
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