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課題が多いからこそ、チャンスも多い。奄美大島の現実

先日、お誘いをいただいて、こんなイベントに参加してきました。

移住してもうすぐ1年半、私も有名になったものだ…(うそです。たまたまです)。

ざっくり言うと、バニラエアとの統合を機に奄美大島に就航するピーチの皆さんが地元の関係者とディスカッションするためのワークショップ、という感じでした。

今回は私を含め数人、移住者が参加したのですが、「奄美大島の良さ」を聞いてみると、結構同じような意見が出てきたのが自分的ハイライトのひとつでした(笑)。

加えて言うならば、その「奄美大島の良さ」が逆に「観光面・経済面などをはじめとする奄美大島の課題」と紐付いてきたり。そして、課題が多い島だからこそ、逆に言えばチャンスはいくらでも転がっている。ということに気付かされたり。

と、個人的にはいろいろ整理ができた良い機会だったので、そんな話を少し書き綴りたいと思います。

「観光地化されていない」からいい。奄美大島

奄美大島の良いところとして(私自身も含め)複数の人があげたのが、「観光地化されていない素朴さ」や「人がゴミゴミしていない」というところ。

その点が南の島として観光地化され整備されている沖縄本島、石垣島、そして今まさに開発が進む宮古島などととの違いであり、いまや奄美大島ならではの良さだよね、と(どっちがいいとかという話ではなく、奄美大島に移住してきている人にとってはそれが良かったという話です)。

島が広い故に、人が分散する、ということもあるのですが、「ザ・観光地」や「ザ・リゾート地」という立ち位置になっていないことが逆に島の特色となっている面があるのは確かなようです。

余談ですが、奄美大島はパラグライダーにとってはすごく良い地形(ゆえに風が良い)らしく、その筋の有名な方は「ここしかない」と思って移住してこられたのだとか…。

「観光地化されていない」からこそ、課題が多い。

ただ一方で、観光地としての整備が進んでいないことは、「ピークの時期にレンタカーが足りない」「バスが不便」「雨の日に何をしたらいいか分からない」「インバウンド客への情報が少ない」といった観光客、旅行者にとっての問題、島としての課題につながっていたりします。

この表裏一体感が結構複雑なところではあります。たとえば、これらの課題を解決するには、ある程度の労働人口(一部はスキルの問題もありますが)が必要になってきます。が、「人が少ない」のが良さでもあるわけで…。

現実としてはそんなに人口が増えすぎることを懸念しなくても、高校卒業のタイミングで多くの若者が島を出ていくので、人口が急激に増加してパンクするということは考えにくい。

でもそれは一方で、移住者が多少増えたところで、一朝一夕に受け入れ側の人口や観光産業に携わる人が増やせるというわけではない、という話にもなってきます。ほんと難しい…。

そうこう考えていくと、課題を解決するうえではAI活用をはじめ、最新技術を取り入れることが結構重要なポイントなのかも、なんて考えたりもしています。

観光、またそれに紐付く経済的な側面からも、課題がたくさんあるのは現実です。そして中には構造的なものや根深いもの、島の良さとのバランスを保つ必要があるものもあり、簡単に解決できるというわけではないと思います。

一方でこうした課題の解決はビジネスチャンスでもあると思います。そう考えると課題がたくさんあるということは、悪いことばかりではない。

そのビジネスチャンスに地元と一緒に上手にチャレンジしよう、という人が島の内外から出てくると良いですし、私自身、なんらかのチャレンジができないかあらためて考えようと思っています。

いかに「ザ・観光地」「ザ・リゾート地」にならず奄美大島の良さを保ちながら、より観光しやすい場所にしていくのか。

難しい課題ではありますが、世界自然遺産への登録も控え、これからどうなっていくのかが楽しみです。

この度は私のnoteをご覧いただき、本当にありがとうございます! これからも移住や働き方、南の島ってぶっちゃけどうなの?といった話をのんびりレポートしてまいります。 スキや感想のコメント投稿、サポートなどいただけると、とってもうれしいです。今後ともよろしくお願いします!