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こころがからだを守ったって、いいじゃない。

※10分間で書く、下書き・推敲なしのぶっつけ本番エッセイ。毎日更新14日目※

きのうから、のどが痛い。彼が先週から風邪気味で、金曜日仕事を休んで家にいる。ズルズルと鼻水をたらし、咳をする。知ってるぞ、このパターン。

想像したとおり、そして予想通り、日曜の夜からちょっとのどが痛くなってきた。今日起きてみれば、新品のマットレスのおかげで腰痛はなくなったけれど、うんざりするくらい体がだるい。

熱はないみたいだし、のど痛くらいだから、そこまで重病ではないんだけれど。でも病気って思うと、やっぱりいやだよね。

甲状腺の病気であるバセドウ病と2年間戦ってたわけだけど、病気って、こころもからだも、どっちもすごく疲れるんだよ。できることなら健康のほうがいいに決まってるよね。

だから今日だって、おい自分のからだ、もうちょっとがんばってくれてもいいじゃないか。そう思いながら、ベッドから這い出た。彼が風邪になってから気をつけてはいたんだけど。

でもね、ちょっと考え方を変えてみたんだ。いつもからだがこころを守ってくれているから、たまにはこころがからだを守ってあげてもいいんじゃないかなって。からだだって疲れるときはあるもんね。今日はお休みしたいってことなんだよ、きっと。

そうそう、よしもとばななさんの本に、こういう文章がある。

一度体がだめになるまでは、体が心を思いやってかわりに動いてくれることを意識していなかったけれど、元気になってからもずっと、飲み過ぎないように、それから洋一を思い出しすぎないように勝手に眠くなってくれたりするし、ぼんやりしていて転びそうになると、手がさっと前に出てなんとか助かったりするのはすごい。

そう、からだって、こころがしんどいとき、ちゃーんと守ってくれるんだよ。これ以上つらくならないように、ちゃんと休めよって、どこかが調整してくれる。すごいよね、自分という人間のなかにこころとからだがあって、相互補完?してるんだから。お互い助け合ってるんだよ。それで人間、どうにかやっていけてるんだよ。

そう考えたら、からだがちょっとだるいからって、文句をいうのはよくないよね。ふだん、いっぱいがんばってくれてるんだから。たまには「お前はがんばってるな。ゆっくり休んでいいぞ」と広いこころでもって、からだをいたわってあげたって、いいじゃない。

というわけで、まぁそれなりにお仕事はするんだけど、今日はゆっくりしようかな。昨日もゆっくりしてたけど。おとといもゆっくりしてたけど。

のんびりするのが好きな彼が家にいると、どうしても自分も仕事モードになれずにダラついちゃうんだよなぁ。モンスターハンター、まだ5日間でプレイ時間20時間超えたとか、こんなにゲームやったの人生ではじめてかも。つらい…。

じゃあ、またあしたね。

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