丘陵に混じりあいたる藍の海
あわただしくスーパーに走り込んで二階の窓から外を眺めたとき、雲と山の境目が消えて曖昧模糊とした不思議な景色になっているのを見た。
青から藍に深く影を落とす雲が山並にかかって、丘陵の線を消していた。
カメラの腕があればこんな一瞬を切り取ることもできるだろう。
(しかし場所の特定にもつながるし、スーパーの窓は若干よごれている…)
絵描きの人なら目に焼き付けてカンバスに再現したりも出来るのだろうが、こちらは文章書きなので文章で現すことにした。
こんな時にこそ俳句だ、と考えて下の