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我が子が全然参加しない子供会の会長です

さて、今年度6年生の息子。
順番でこども会育成会(いわゆる子供会)の役員当番が回ってきて、6年の親はたった2人。
あとは5年生の親だったのもあり、会長を引き受けました。
会計も書記も嫌いな仕事だから、人前で話すの平気な私としては会長が一番気楽だったんでね。
ちなみに私は子供、苦手です。

年間通していくつか行事があり、この中でも町内の子供会連合主催の大きな行事が日曜日にありました。
【ドッチビー大会】です。
ドッチボールのルールで柔らかいスポンジの入ったフリスビーを投げ合う『ドッチビー』なる競技をご存知ですかい?
力の無い子でもビーの回転で結構スピードのあるスローが出来るし、キャッチも痛くなくチャレンジしやすいゲームです。

ウチの息子は軽度の自閉症スペクトラムで、こういった行事には全然参加しません。
何故なら、自分より小さい子と一緒というのが耐えられないのよね~。
なので参加したのは最年少の1年生の時のみ。
以来、3年生で不登校からの自閉症発覚などする以前から子供会とは疎遠でした。

さらにコロナ禍で去年まで行事がほぼ無く、引き継ぎもほぼ無く…。
4年前の資料を掘り起こしながら、なんとか本番を迎えました。
ウチの地区はコロナ前は優勝常連チーム。
ただ、息子が1年生で参加した時に『1年生はビーに触るな!』など、いわゆる勝つための手段がエグくて、私みたいなスポーツ死滅型の人間からすると最悪なイメージでした。
息子も全然触らせてもらえないから『二度と行かない』ってなったしね。

今年度はコロナ後初の全学年参加大会。
空白の3年の影響で各地区とも参加者は激減しており、ウチの地区も1チームを構成する人数には到底足りず、他の2つの地区との混成チームで出場でした。

ウチの地区の役員さんもゆるーい感じですが、混成チームの役員さん達も同じぐらいの緩さで、子供らのワイワイ楽しそうなのは嬉しいけど、『いや~めんどくさいから決勝は行かんで欲しいなー』みたいな話をね…。
熱い地区じゃなくて良かったよ。

ところがフタを開けてみたら決勝進出!
残念ながらレベチで負けて2位でしたが、子供達の頑張りや熱量やチーム内で仲良くなってるのを見て、感動というかエネルギーもらったなぁって感じ。
みんなヨソの子だけどね。

ヨソの子なんだけど、息子に同伴登校してた時期が長かったから、子供達に私はやたらと面が割れてる。
支援学級の学年違いの子も、息子の送迎で顔を合わせるので話しかけてくれるし、ウチの子はいないけど、知ってる子がいるおかげで虚しさは無いんだよな~。
あとウチの地区は私も含めて役員は5人いて、5人とも子供は行事には来ないタイプ。
おかげで気楽だし、役員のテンションが適度に低め。
でもみんな、行事は面倒だけど参加してくれる子には真摯に向き合って楽しんでもらおうというスタンスなので、とってもやりやすいメンバー。

自分の子は一切参加しない子供会の会長。
面倒も多いし、他にもあれこれ忙しいし、大変だけど、責任感だけで邁進しております。
とりあえず大きな行事が1つ終わったのでやれやれです。
あとはクリスマス会と卒業・進級を祝う会と次年度役員決めが大きな仕事。
その間にチョロチョロあるけど、なんとかやり遂げなければね。

お疲れ様、私。

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