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永遠の仔

YouTubeで昔のドラマを検索してたら
永遠の仔があったので、見始めた。4話まで鑑賞

これ、小説読んだときは、苦しすぎて
途中で何度も挫折しそうになったんだけど
でもすごく心に残っている小説で
ドラマ化されると聞いたときには、どう描くんだろうと思っていたんだけど小説は現代と子供時代を交互に描いていくんだけど
ドラマでもそんな感じで
現代を中心に、子供時代を回想する形で
物語が進んでいく
放送当時も思ったけど
子供時代は子供時代でしっかり描いた方が良かった気がする
小説読んでない人にはちょっと解りにくいような気がして

それはそうと3人の主人公たちを軸に話が進んでいくのだけど
みんな救いがないんだけど
なんと言っても、渡部篤郎演じるモウルが一番救いがなくて
子供時代、母親にあんなに酷い目に遭わされて
大人になって何年ぶりかで連絡が来たと思ったら
もう誰が誰だかわからなくなってしまっていて
モウルが本当に悲しそうに
こんなんじゃ、もう恨みつらみも言えないじゃないか、と言うのだけど
グサッと突き刺さってくるね、このセリフ
何度も母親を殺して自分も、と思うのだけど
あんな母親でも憎みきることが出来なくて
抑えきれない衝動を別のところに向けてしまう
せめてそばに誰かいてくれたらと思うのだけども
モウルは性的不能であるために
女性ともそういう関係になれない
他に親しい友人も親戚もいないみたいだし
捌け口がどこにもない
まさに八方塞り

重たい話だけど
また明日続きを観よう



#ドラマ #永遠の仔 #渡部篤郎 #救いがない

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