千襟あましょく

>>>日常もほどよい甘さであってほしい<<< 96…

千襟あましょく

>>>日常もほどよい甘さであってほしい<<< 96年生まれ。 元営業→ライター→営業→ライター→広告運用→営業→流浪の民。 冒険好きだけどおうちも好き。旅と麺とポケモンが大好きです。

マガジン

  • あましょくのかけら

    まとまらない日々のつぶやきをとりあえず突っ込んどくためのマガジン。

  • 旅行記というより、備忘録

    旅の記録。 鉄道にことこと揺られて、たまに飛行機ですっ飛んで、いろんなものを見ていろんなことを考えた。その記録。

  • 病みのち晴れ

    いわゆる「メンヘラ」な、あましょくの記録。

最近の記事

起きられなくて、会社を辞めます。~失格会社員の退職エントリ~

来月半ば、まる2年勤めた会社を辞める。 退職のきっかけは、結婚でもキャリアアップでもない。度重なる遅刻に加え、居眠りがバレたのが致命傷だった。 まずは言い訳させてほしい どうやら、私は極度のロングスリーパーのようだ。 できるだけ夜早く寝るようにしているが、最近は、日中まともに働くために、30分の昼寝を2回しないといけなかった。 かつ朝も遅刻スレスレに出社するので、当然傍から見れば「勤務態度が悪い社員」である。 しかし、こちらにしてみれば「遅刻スレスレ」どころか、本来

    • 久しぶりの赤パンプスは、ずっと見ていた

      久しぶりに赤いパンプスを履いた。 履き心地がよかった。驚くくらい。 このローヒールの真っ赤なパンプス、というかスクエアトウのローファーというか、は、仕事用に買った靴だ。 1年くらい前のこと、スニーカーで問題なかった職場が突然「オフィスカジュアルで」とのお触れを出したので、大慌てで新調したオシャレ靴。 真っ赤も真っ赤、もうトマトやイチゴに並ぶほどの赤色だが、合わせるパンツやジャケットは無難中の無難、黒・グレー・ネイビーの3択ぐらいなのだから、靴ぐらい遊んでもよかろう、と赤に

      • 赤い髪の営業と、キノコ頭の新卒と#髪を染めた日

        「ここ、赤に染めてください!!」 最近、私が美容室で毎度唱える呪文。 2年前から、基本的に私の髪はどこかが赤い。 インナーカラーから、イヤリングカラーを経て、今はグラデーションカラーになっている。 さすがに転職活動中は「赤みの茶」だったが、ご縁があって入社した1か月後には、赤のインナーカラーを復活させた。 赤い髪は、今では私のアイデンティティになっている。 赤い髪の話 最初に髪を赤くしたのは、結婚し、生まれてはじめて実家を出て、旦那の地元に移り住んだ直後だった。

        • 喉に小骨が刺さったらどうする?~私と小骨の15時間~

          ふいの出来事。なんの気もなく、アジの唐揚げを食べたときだった。 ごりごりした骨を飲み込んだあとも、喉の奥に痛みがある。 そう、小骨が刺さったのだ。 すぐ取れるだろ!なんて甘い目論見は裏切られ、15時間による駆け引きが幕を開けた―― そんな私が、15時間前に読みたかった内容を、ここにまとめます。 小骨が刺さった!と思ったら魚種次第では、病院へ直行 まず最初に、後々調べたときに出てきた、恐い話をば。 タイの骨など、硬い魚の骨だと、食道壁を貫通して、食道に穴が空くことがあ

        起きられなくて、会社を辞めます。~失格会社員の退職エントリ~

        マガジン

        • あましょくのかけら
          11本
        • 旅行記というより、備忘録
          9本
        • 病みのち晴れ
          2本

        記事

          ネギニラソウのおもいで

          「ネギニラソウ」 という草は存在しない。 おてんばなおさげ頭の小学生が、勝手につけた雑草の名です。 20年ごしに正式名称を知ったのが、つい昨日。 住宅街で育った私の、放課後の遊び場は、そこらへんの路地だった。 近所の男の子と自転車で走り回り、それに飽きたらチョークでアスファルトに落書きをする。 チョークがなければ、白っぽい石でもうっすら色がつく。それでケンケンパ用のマルやら、習いたての漢字やらを道路に大書きする。 それに飽きたらそこらへんの草や石でままごとをする。 バケツ

          ネギニラソウのおもいで

          一人旅の余韻は3年残る……「心細さ」と「特別」

          6月1日から7日。 中学時代から憧れていた北海道一人旅に行ってから、3年が経った。 最近実家を出て、新居に1人でいるとき。 テレビに北海道が映ったとき。 そもそも「北海道」というワードを聞くだけでも。 あの旅のことを思い出す。 そうだ、北海道行こう。もとはゲームの影響だったが、北海道が大好きな私。大学4年の春、「ヤバい、長旅をするなら就職する前に行っとかなきゃ!」と、慌てて計画を立てた。 ペーパードライバーなので、必然的に交通手段は鉄道メイン。 旅の期間で北海道をまわりき

          一人旅の余韻は3年残る……「心細さ」と「特別」

          ピンクのおふとんと私

          見慣れない部屋に敷かれた、真新しいピンク色のふとん。それを見た瞬間、ほっとした。 好きな色は?と聞かれたら、迷わずピンクと答える私の、ふとん。 ピンクの子気がついたら、私のカバンの中の雑貨はピンク色のものばかりになっている。 特にコレクションしているわけでもなかったのだが、どうやらいつの間にか「ピンク色のものはかわいい」という思考回路ができあがっていたんじゃないかと思う。 気づいたころには、物を選ぶとき、ピンク色であるということがひとつの基準になってすらいた。 ピンク色の展

          ピンクのおふとんと私

          文章を書かないと息ができないマグロらしい。

          こうしてnoteで文章を書くのは 文章を書くことが好きな人だろうと思っていた。 でも自分は文章を書くことが好きなのか?と自問したが、はいと言い切れず、ずっとnoteを開かなかった。 でも今日、noteを更新することにした。 私が作文を嫌いになるまで。もともとお話を作ったり、文章を書いたりするのが好きな子供だった。 小学校低学年のとき作文を誉められたのを、今でも覚えている。 クラスメートのお母さんに、「あましょくちゃんの作文はすごいね、続きが読みたくなる」と言われたのだっ

          文章を書かないと息ができないマグロらしい。

          旅の終わりに思うことと、noteを始めて書きたかったこと【三陸旅行記#5】

          この記事を書くために、noteを始めました。 海女さんたちとの出会いはこちら↓↓ 海女さんからの預かりもの青春18きっぷを購入し、「復興って言われてるニュースの現場を見に行こう」と東北、三陸へ向かった私。 大好きな朝ドラ、「あまちゃん」のロケ地、小袖海岸の海女さんから、津波の話を聞いた。 海底がガレキで埋まっていたこと。 亡くなった人もいたこと。 しばらくは潜ることなんて、考えられなかったこと。 ぽつぽつと語ってくださるそれは、悲惨な話、というより、「7年経っても一

          旅の終わりに思うことと、noteを始めて書きたかったこと【三陸旅行記#5】

          あまちゃんのロケ地めぐりと、海女さん【三陸旅行記#4】

          2018年3月の、三陸旅行2日目。 ※時刻、スポットなどは2018年の情報に基づきます。また情報はアヤシイ場合がありますので、実際に旅行に行かれる場合はしっかりとした下調べをお勧めいたします。 気仙沼から宮古へ2日目は気仙沼から一旦内陸に戻り、一ノ関へ。そこから東北本線で盛岡へ。また太平洋側へ出て、宮古へ。山田線の不通区間を最速で迂回するためのルートだ。 気仙沼ー大船渡は、私の愛するポケモンの描かれた列車が走る区間。早朝なのでもちろん乗れないが、いろいろ考えた昨日の今日

          あまちゃんのロケ地めぐりと、海女さん【三陸旅行記#4】

          佐倉ミルフレッド。続柄:姉。種族:猫。【あましょくのかけら#1】

          「写真整理してたら、昔の日記見つけちゃって。 『実家で猫を飼い始めた』とか書いてあるのよ。 『名前は、佐倉ミルフレッド。』とか」 と笑う母。 待って、佐倉ミルフレッドって誰? ミルちゃんと呼ばれた彼女ミル。 母方の実家で飼っていた猫は、そう呼ばれていた。 つやっとした縞猫。性別はメス。 ミルは、母やその兄弟が全員巣立った後 実家で飼われるようになった、もと野良猫。 そのうち、母の実家の、末娘のようなポジションを手に入れ 両親の愛情を一人占め、ならぬ一匹占めしていたとい

          佐倉ミルフレッド。続柄:姉。種族:猫。【あましょくのかけら#1】

          思うところがありまして、Twitterのアカウントを作り直し…キラキラお仕事女子を装ってみようと思い…そんなこんなで改名検討中です(論理の飛躍!!!)

          思うところがありまして、Twitterのアカウントを作り直し…キラキラお仕事女子を装ってみようと思い…そんなこんなで改名検討中です(論理の飛躍!!!)

          ここは試される大地【北海道旅行記day2】

          2018.6.2 納沙布岬にてゴゴゴゴゴゴ… 朝七時。強風が吹く納沙布岬。 でっかいモニュメント。 ここは北海道本島の最東端であって、「日本の最東端ではない」というメッセージを放つ、モニュメントの数々。 …よし、見た。 寒い。 帰ろう! 今降ろしたはずの乗客が、折り返しのバスに乗ってくるのを見た運転手さんは怪訝な顔をしていたが、背に腹はかえられない。 北海道一周のチェックポイントだと思っていた納沙布岬、滞在時間、12分。 すぐに西へ引き返すことにした。 6月だという

          ここは試される大地【北海道旅行記day2】

          在宅勤務に思うこと

          ここ1ヶ月、仕事中の口癖は「かえりたい…」 どこにかえりたいのか、よくわからないけれど、とりあえずそう呟いてしまう。在宅勤務も4か月をこえたところで、家族にはよく不審がられる。 「あんたどこにかえりたいの、ここはあんたの家じゃない」 「わかんない、でもかえりたいんだよなぁ…」 なんてやり取りをしていたが、最近の返しは「とっととかえればいいじゃない」になっている。 朝8時半に起きて、雑な服を着て雑な化粧をして、9時半に始業。22時半に退勤、ご飯を食べて、お風呂に入って寝

          在宅勤務に思うこと

          極東にて一人旅の寂しさを思い知る。【北海道一周旅行day1】

          この写真は、今でも私の仕事用PCのデスクトップにしてある。 北海道鉄道一周旅行のはじまりであり、 1年半経っても振り返りnoteを書いてしまうくらいの思い出の始発点、南千歳駅。 今更だと私も思う。 しかし、何もかも忘れてしまう前に、この思い出を残しておきたい。プラス、北海道を旅したい誰かに向けて、ウェブのどこかにヒントを転がしておきたい。 …というわけで、7日間の旅行記、はじまりはじまり。 時は2018年6月。大学4年生のあましょくは、内定者インターンのシフトを抜き、

          極東にて一人旅の寂しさを思い知る。【北海道一周旅行day1】

          「おいスイス!!」

          弟曰く、私は我が家のスイスらしい。 ちなみにこの記事、スイス連邦の話ではございません。 …スイス、正式名称は「Confoederatio Helvetica(コンフェデラチオ・ヘルヴェティカ)」っていうんですね。初めて知りましたが、カッコイイ名前ですね!…完全な余談です。 佐倉家には、高校2年生の弟がいる。 ゲーム好きで、休み中の最近は1日中、リビングに置かれた彼のPCの前にいる。 PCの前の座椅子に腰かけて、動画配信を見ながら「あつ森」で島じゅうの木を切り倒したり、ご

          「おいスイス!!」