書店員さん感想

書店員さん感想10「せつなさも、ときめきも」

ページをめくると、神社の鳥居をくぐるような感覚になる、凛とした空気感の中、美少女雫ちゃんの謎が謎を呼び、章ごとにテーマがあるのが鮮やかなミステリー。神社の豆知識、歴史も学べて、せつなさも、ときめきもあります。横浜の源神社、本当に訪れてみたくなるんですよ、では、本の中で！うさぎや矢板店　山田恵理子さん

書店員さん感想9「雫さんが可愛すぎるので」

軽くて爽やかな読み味ながら、舞台装置としての神社ならではのロジックは紛れも無く極上の本格テイストで非常に楽しく読み進めました。また、油断して読み過ごしてしまうようなふとしたところに潜む伏線や鮮やかな回収に意表を突かれっぱなしでした。あと、やっぱり雫さんが可愛すぎるのでそういった意味でも次回作をいやでも期待してしまいます（笑）大垣書店京都ヨドバシ店　谷村貴士さん

書店員さん感想8「これは続編決定でしょう！！」

カバーの淡い雰囲気が素敵で手に持った感触もやわらかくてずっと持っていたい感じでした。謎を解く時の雫ちゃん冷静さと、壮馬くんの信心ゼロのスタンスが楽しめました。壮馬くんのお兄さん夫婦ももっと見たいと思いました。登場人物が憎めない味のある個性豊かな人達なので、これはやはり続編決定でしょう！！神社という、知っているようで知らない場所を知るいい機会にもなりました✨ 袴の色を思わず見入ってしまいそうです。雫ちゃんの成長も見たいですし、壮馬くんの信心ゼロの活躍も見たいです。

書店員さん感想7「これはずるいですよ、天祢さん」

主人公の壮馬（大学中退、いまだ自分の進路を迷っている）と超絶的美少女の巫女さんとのラブコメディミステリ。出てくる人みんなキャラがたっていて読みやすく楽しい。自分探し真っ最中の壮馬の周りで起こるあれこれな謎をクールな指導巫女雫が解いていくのだけれどその雫の存在自体が一番の謎だったり。あちこちに散らばっていた伏線が次々回収されつながっていく後半、面白さMax。「あはーん、なるほど、そういうことだったのね」とニヤリ。そしてラスト。これはずるいですよ、天祢さん、早く続き書いてく

書店員さん感想6「謎解きを見にあなたも参拝（読書）しませんか？」

頼みの綱は神様、仏様、巫女さん？！神社に集まる願い事と謎は人と人とが共に生きていく難しさや尊さを教えてくれました。真実は辛口。だけど、温かい空気を感じる一冊。巫女さん（ホームズ）と雑用係（ワトソン）の謎解きを見にあなたも参拝（読書）しませんか？うさぎや自治医大店　ナツさん

書店員さん感想5「想像以上に愛くるしい雫ちゃん」

イラストもとても素敵ですね〜想像以上に愛くるしい雫ちゃんでした！文教堂書店朝霞店　鈴木智春さん

書店員さん感想4「《もどかしい関係》という言葉が良く似合う」

大学の中退と父親のグランカナリア島への移住という二つの出来事があり、今後のことを自力でなんとかしようと思っていた坂本壮馬は、源神社の宮司になった兄の勧めでその神社で働くことになる。日本神話や神事の類いが大好きな兄と違って、信心がゼロの壮馬の教育係になったのは参拝者の前以外では無愛想な美少女、久遠雫だった。本書は神社で働きながらも信心を持てない、（すこし頼りないところも好ましい）優しい青年と感情が読みづらく無愛想という印象を相手に与える巫女探偵が織り成すラブコメタッチのミス

書店員さん感想3「読めば読むほど可愛いです。可愛さが滲み出てきます」

とにかく主人公の久遠雫が可愛い…！　彼女、読んでてかなり固い感じが最後のほうまでしますが、噛めば噛むほど味が出るといった感じでしょうか、読めば読むほど可愛いです。可愛さが滲み出てきます。その久遠雫が謎を解いていく本作、各話ごとの伏線はかなりわかりやすく張ってあり、ライトなミステリー小説に感じますが、最後にやられました。クライマックスシーンのために、様々なところに散りばめられた伏線と、それを隠すインパクトあるストーリー、ミステリーとして読み応えバッチリです。紀伊國屋書店

書店員さん感想2「誤解されがちな雫さんですが」

『境内ではお静かに』書店員さん感想2「軽いタッチで進んでいきながらも、所々重たいところがあって、それが、しっかりと伏線として回収されていきました。見事と思わず心の中で叫んでしまいました。誤解されがちな雫さんですが、壮馬さんとうまくいくと良いなと思います」芳林堂書店東長崎店さん

書店員さん感想1「ミステリーでありながらキュンキュンさせてくれる♪」

『境内ではお静かに』には、書店員さんからたくさんの感想をいただいております。とってもありががたい＆うれしいので、少しずつ紹介させていただきますm(_ _)m 「横浜のあの辺りかぁとか。神社のこととかも知ることができましたし^_^しかもしかもミステリーでありながらキュンキュンさせてくれる♪この一冊でいろいろな角度から2人を応援できちゃうという何回も何段階も楽しめる本でした！」某書店員さん

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