怪盗Nsと宙の欠片

あまのじゃくの演劇録#2

どうもこんにちは、あまのです。

つい先日購入したスリッパが壊れました…。
少し厚底で、ブカブカだったんですよ。男性ものだったし。でも男性ものじゃないと足が入らないんですよね。女性の中では足が大きくて甲高なので、まぁ気軽に履ける靴が少ないんですよ!!
んで、私は重心のかけ方が外側なんですね。つまり自然と外側に偏りますね?負荷がある一方にかかりますね?
ということでぶっ壊れました。早スギィ!
今度はもう少し安定する内履きにします…。

さて、演劇録#2です。

前回全く中身のないお話をさせていただいたのですが…。
今回も続けて【怪盗N'sと宙の欠片】についてお話していきましょう。
本日は、主人公のノワールという少年のお話。

「俺の名前は怪盗ノワール!」

本名 シャノワール=ノーヴァ(怪盗名:ノワール)
年齢 17歳
好きなものは可愛い女の子と綺麗な宝石。
苦手なものはオバケと父親。

私の思う典型的な17歳男子をイメージしました。
現代で言うところのやんちゃ盛りな男子高校生。少年と青年の間の、青く若いこの年頃が一番書いてて楽しいです。
世間のことを知らないから自分の物差しでしか正義・信念を語れない、ただそれをひたすら真っ直ぐに信じ続けている、そんな年頃のように思います。その眩しさが美しい反面、自分の正義や信念が間違っていたときに、それを素直に認められない弱さ・若さと、理解しようとする泥臭い努力と幼さがとても可愛らしいですよね。
これだからこの年頃のキャラクターを作るのがやめられねえぜ。へへっ。

彼のキャラクター像を作成するにあたって、参考にしたキャラクターがいます。某ファンタジーRPGのナンバリングⅨの主人公です。(分かる人にだけ分かればいいです。)
当時、同期の子に言われてプレイ中でした。当時は途中で投げ出してしまっていたんですが、つい先日、ラスボス戦まで行きました。まぁ、全滅したんですけどね!!
…話を戻しましょう。可愛い女の子がいたら、挨拶がわりに口説くよね!というキャラクターは恐らく彼が影響しています。ただ、勘違いして欲しくないことがあります。それは、ノワールは女好き、女たらしや、女性にだらしないキャラクターではないということ。
彼はとても誠実です。なので、自分のものにしたいから女性を口説くというよりは、挨拶や呼吸と同じようなものなんです。
名前は仏語ですが、性格は伊の男性。
きっと「びっくりした、天使が舞い降りてきたのかと思った」とか言ってる。絶対言ってるって(迫真)

ここに追加しておきたい要素として、彼は弟です
末っ子長男なんです。末っ子長男って可愛くないですか?だって絶対お姉ちゃんに勝てないんですよ。もうそれだけで可愛い。幼い頃から植えつけられたヒエラルキーに基づき、姉より怖いものはない状態になっているはず。でもノワールくんいい子だからお姉ちゃんのことは大好きです。

さて、ここでちょっと物語の核の話をしましょう。
物語を構築する上で、ノワールが弟である必要性は正直ありませんでした。
なんならノワールとルナが姉弟である必要性もありませんし、怪盗二人と刑事コルネイユが親子である必要性も、正直ありません
その上で、この設定にしたのには理由がありました。

「怪盗N'sのNってなに?」

ぶっちゃけて言うと、タイトルの回収です(暴論)

ストーリーの終盤に差し掛かった時に「…あれ?タイトル回収してなくない?」となった上に、オチが決まらずに大変悩みました。
どれくらい悩んだかというと、丸三日考えました。これはガチです。筆の早い私が丸三日オチに悩みました。
それくらいこの物語の終わり方がどうしても納得がいかなかったんです。
あくまで万人受けすることが前提で、テイストとしてはコメディに近い日常ドラマ…絵本や児童文学のような世界観を目指していました。(児童文学といえど、対象年齢は小学校高学年ほどのイメージでしたが。)
コメディ書けないので、めちゃくちゃ悩みましたね!キャラクターが一斉に喋るのを止めた時はどうしようかと思った…。

悩み続けたある日、ふと思いついたのは「コルネイユも親子にしちゃえばいいんじゃない…?」というある種の暴論。
ここで私の脳内のパズルがカチリとハマりました。
ノワールがどうして頑なにコルネ刑事を嫌っていたのか、犬のように噛み付くのか、それは全て実の父に対する密かな反抗だったのか。そう思うと筆が進む進む。ああ、私が求めていたのはこれだったのか!!!という具合に。
まぁぶっちゃけ、前半の話の流れの構成が大幅に変わったので結構な量を書き直しをしていますけどね!!!!自業自得というやつです。でもあの時は楽しかったですね。ゾクゾクしました。あの快感がやめられねえぜ!

話が大幅に逸れましたね。話を戻しましょう。
というわけで、怪盗N'sのNは彼の本名である"ノーヴァ"のNになったというわけでした。

彼が求めるお宝って?

ここから先は、つい最近続編を書いている時に思いついた話なので、当時のノワール役の子には伝えていないことになります。
とあるさぎょいぷにて、彼が捜し求めているお宝って一体何ですか?という話になったときなんですが、「彼は世界で一番美しい宝石を探している」んです。
んで、ここで大切にしてほしいことは、彼は宝石を探しているんです。盗みたいわけでも、それを手に入れたいわけでもないんですね。
つまり、彼は宝石を探す旅自体を楽しんでいるんです。
某ゲームの海賊が願いが一つ叶うとしたらと問われた時に「この世界の宝の"地図"が欲しい」と(うろ覚えです)答えた話が、まさにそうだと思いました。宝が欲しいわけではない、それに至る旅がしたい。ああ、なんて青臭いんでしょうね。そういうとこやぞ、ノワール。いいぞもっとやれ。

さて、長々と記しましたが…。

以上が、今まで語ったことがあるようでなかった、怪盗ノワールのお話でした。
半分ほどは後日思いついた、後付け設定なので、「こんなの知らない!なんであの時言ってくれなかったの!」って言われた場合は「スマン」としか言いようがありません。ごめんな、大器晩成型なんや。怒らんとって。

さて、次回は彼のであり相棒である、怪盗ルナについて記せたらと思います。
それでは次のお話でお会いしましょう。
じゃあの。

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