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ダイニングテーブルで作業してみたら

DORISのダイニングテーブルセットを買った。木目調のテーブルに1人用の椅子が2つ、それと2人掛けのベンチがセットになっている。

今までは6畳一間に合わせて買った奥行きの狭いデスクにディスプレイを置いて作業していた。不満はあまりなかった。冬はこたつにディスプレイを移し、ぬくぬくと作業。空腹を感じたらこたつで食事。飽きたら一歩も動かずSwitchで遊べる。全てがこたつで完結。我ながら自堕落だと思う。

ところがどうだろう。新しい机に食事を並べてみると、以前より美味しそうに見える。なにより、妻と向かい合って食事を取れる。

食器を片付け、2人でダイニングテーブルで作業。心なしか作業に集中できている気がする。捗る理由を考えてみると、3つの要素が考えついた。

ひとつめは雰囲気。机の質感といい、ベンチタイプの椅子といい、カフェを連想して気分があがる。新しくてキズひとつないというのも一役買っている。

ふたつめは、コンテキストを切り替えられること。ダイニングテーブルは食事をする場所なので、PCや書類をずっと置いておくことはできない。作業する時は「今使うもの」を厳選して持ってくることになる。これが良い。「今やるべきこと」に自覚的になる状況を自然に作ることができる。

みっつめは、余白の広さ。計算用紙を置いたり、もらったnu board(ノート型ホワイトボード)を置いたり。いままでは自分の頭に入れておかなければいけなかったものを外に出す、物理的な余白がある。メモリの大きさが計算の速さを決めるのと同じで、机の大きさが作業の速さを決めると言って良いだろう。

色々と書いてはみたが、つまるところ、新しいダイニングテーブルで作業してみたら予想よりもずっと幸せだったよ、と報告したいだけなのです。



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