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漠然とした不安に囚われないために。

「最近お金がなくてさー」みたいな会話ばかりしている人が周りにいないだろうか? もしかして、あなた自身がそうだろうか?

大きめの買い物をした月なんかは月末は漠然とした不安がつきまとう。別に不安がったところで収入が増えるわけでも支出が減るわけでもないのに、なんとなくお金が少ないことが重しになる。

そして思考がぐるぐると同じところを回りはじめる。今月つらいな、もっと収入あればいいのに、自分の能力が足りないのかな、いやそもそもあんな買い物しなければもうちょっとお金余ったな、何で買い物しちゃうんだろう、でも仕事がんばったからご褒美はあっていいんじゃないかな、こんなに仕事頑張ってるのに何でお金たりないんだろう、いやでも……こんな調子だ。

こういうモヤモヤとした悩みや試行のループから解放され、脳のリソースを空いた状態にするには悩みを頭の中で留めず、見える形にするのが一番だ。

そもそも、多くの人は自分の記憶力・思考力を過信しすぎだ。人間が同時に覚えていられることなんてそう多くはないのだから、まずは考えていることを紙に書き出すべきだ。目の前に一覧できる形にして初めて脳のリソースに余裕ができ、「では、どうするか」という次の一歩を踏み出せる。

お金のことを可視化するならMoneyForwardを使うのもいい。利用用途ごとに集計してくれるから、自分の「なんとなくお金が無い気がする」の理由が一目瞭然だ。衝動買いが多いのか、食費が多いのか、はたまた娯楽費が多いのか。それは減らせるのか、減らせないのか。減らすにはどうしたらいいか。解決策を考えることに繋がるだろう。

メモ帳やノート、MoneyForwardのような「外付けの記憶媒体」を使うようになると、自分の脳をもっと意味のあることに使えるようになる。意味のあることとは、考えることだ。

「考える」と「悩む」は根本的に異なる。悩んでいる間、頭は動いているが、結論や答えを出そうとしていない。次に進もうとはしていない。

人生において本質的でないことに時間を割くことは苦痛だ。漠然とした不安に気づいたら、どんどん頭の外に掃き出して脳のリソースを空けていこう。

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