INFINITY SOULS について

※注:この記事は10月21日にアプデされた『INFINITY SOULS』について、自分の個人的感想となります。特になのは関連についてかなり批判的な意見となっているため、そういった内容をあまり見たくない人や気分を害する人等にはおススメできません。予めご了承頂いたうえで、スクロールして頂きますよう、お願いします。
なお、反論等受け付けておりますが、返信できるかは分かりません。あくまで、個人的な感想である事を前提に内容を読んで頂けると幸いです。















今年6月からリリースされたINFINITY SOULS、自分はリリース日から開始してやっていました。
やり始めた理由は、個人的大好きな都築先生が描く最新作だった事もあったのですが、案の定、お話もキャラもやっていくうちにドンドン好感が上がっていき、ドはまりしました。
しかし、10月21日、あの日来たアプデから冷めた目でプレイし始めている自分がいます。
なぜそうなったのか、今の気持ちも添えて、ここに書く事で少しでも整理を付けたくて、自分勝手ではありますが、まとめていきたいと思います。



待ちに待ったあのキャラの降臨情報

去る10月16日、日付が回った0時過ぎにその発表はなされた。

『新章開幕、高町なのは参戦決定!』

そう、都築先生の代表作『魔法少女リリカルなのは』から主人公である『なのは』の正式参戦が発表された。
元々、世界観やお話的にもどこか予感させる内容ではあったため、リリース当初からなのは勢参戦に備え、やり始める方々もポツポツと存在していた。


かくゆう、自分はいわゆるエ〇ゲ時代からの都築先生のファン、否、某漫画雑誌の読み切りを描かれていた頃からのファンだった。
絆と思いを大切にし、時にそれは人と人ならざぬ者と結ばれる様は見てて心に響くものがあり、のちにその『なのは』が初登場する某ゲームでまざまざと見せつけられ、感動した事は今でも覚えている。


その後、『なのは』はいわゆるファン向けのゲームで主役を張り、アニメ化となるのだが、そのあたりはみなさんご存じだろうから割愛させて頂く。
そんな『なのは』は今でも様々な方々に愛され、都築先生の代表的キャラともなっている。
だから、そう遠くない未来に『INFINITY SOULS』にも登場するとは自分も思っていた。

ただ、それはコラボ的な扱いであり、スポット的な参戦でとどまるもの、当初からそう考えていた。
結果的にはその思考と『INFINITY SOULS』に寄せた自分の想いのせいで、モヤモヤした何かがアップデート後に舞い上がる事になった。



INFINITY SOULSに対しての強すぎた感情

当初、このソシャゲを始めた時、ゲーム性は正直辛いものがあった。
戦闘面、システム面でも不具合が多く始まったばかりのソシャゲではよくある事ではあるが、個人的には内容が酷く感じた。
ただ、ストーリー関しては流石であり、自分の期待以上の内容を魅せてくれており、1つの章が終わる度に次の章が待ち遠しいくらいだった。
自分も様々なソシャゲを経験した中で、おそらく初めてサポートへ発生した不具合の報告や苦言を呈し、少しでも改善し、色々な人に届けて欲しい事を願った。
それくらい、お話に関してはハマっており、なおかつ、ドンドン出てくるキャラ達やそれをまとめる自分の分身である司令に好感も持っていた。

今思えばそれが今回のモヤモヤした原因だったのだが。



待望のアプデ、そして目にした衝撃

10月16日の『なのは』参戦以降、いつもはほとんどない『INFINITY SOULS』界隈も少しずつ盛り上がりを見せていた。
それだけ、今も『なのは』シリーズを大切に想っている人がおり、これを機会にやってくれる人が増えればいいな、と個人的には思っていた。

ただ、不安もあった。
まず『新章開幕』の言葉。
これは単純に新しいストーリーが追加されるのだろう、とみる事ができる。
ただ、そのあとに続いた『なのは参戦』。この続けられた一文を見てツイッターや支部内(ゲーム内でのギルド機能)でのメッセージで見た「もしかして、メインストーリーになのは出る?」にまさか、と思っていた。
確かに、話的にはメインに絡ませても問題ない仕上がりにこの時点までにはなっていた。
実際、アプデ後の現在(10月22日)までに今回のアプデ内容に否定的な意見は皆無であり、逆に好意的に受け入れている人がほとんどだろう。

だが、自分は違った。
だから、頭の中で否定した形で当日を迎えた。
10月21日のメンテナンスは18時までだったため、自分は帰ってからアップデートをする事にした(アップデート容量が結構あったため)
そのため、帰宅の道中で色々情報を集めようといつも通り、ツイッターを漁っていた時、その画面を見て固まってしまった。
揺られる電車の中で、思わず声を上げそうになるほどショッキングだった。
その画面はシナリオを選択する画面、そこには二つ、タップできる状態が載せられていた。

一つは『Main Story』と書かれ、背景にいつものC.I.Gの面々や見慣れぬ新キャラ、そして参戦する『なのは』。

もう一つは『C.I.G Story』と「「C.IG.」のこれまでの物語。」と書かれていた。


湧き上がった負の感情、そして……

自分は焦った。
なんで、どうして、と。
画面を見る限り、今までのメインストーリーとして語られていた内容は『C.I.G Story』であり、なのはを含め背景に収まった『Main Story』がこれから続いていく話である事を否が応でも理解させられる。

正直、自分はこの展開を心の片隅で危惧していた。
もし、『なのは』がメインに絡むなら、きっとメインは『なのは』勢が占める事になるだろうな、と。
それだけ、彼女らの印象は強く、なおかつそれを好む声も多いとは思っていた。
だから、『なのは』の参戦はスポット的な『コラボイベント』にしてほしかった。

その願いは無残にも崩れた。
案の定、10月21日から公開されたメインストーリーは完全に『なのは』であり、自分が見てきた『INFINITY SOULS』は踏み台となっていた。そう感じてしまった。

自分にとっての『INFINITY SOULS』とは

そもそも、なぜ自分はそう思ったのか。
それは、ただ単純だった。
自分は『INFINITY SOULS』が好きになってたからだ。
お話もキャラも、全てオリジナルの『INFINITY SOULS』に共感し、大切になり、都築先生の新作の一つとして、自分の中で確立してしまったからだ。

もっとも『なのは』が参戦した状態も『INFINITY SOULS』に変わりないとは思う。
だが、先にも述べた通り、『なのは』勢は印象が強すぎるのだ。既に一つのシリーズとして絶対的な知名度があり、キャラが出来ており、話もまとまっている。
そんなキャラ達がスポットで収まらず、メインにまで入り込めばどうなるか。
当然、これから話もキャラの深さも作っていくはずの『INFINITY SOULS』達は飲み込まれていく。
元々ある『なのは』を壊す事は難しい。
であれば、調整を受けるのは今だ不確定部分が残されており、これからであるはずの『INFINITY SOULS』の面々だ。

これを幸ととるか不幸ととるか。

自分は不幸ととってしまった。
それだけ、オリジナルの『INFINITY SOULS』に好意を抱いてしまい、期待していた。彼女たちと司令が作る一つの作品でワクワクしたかった。

正直、今回のメインストーリーは見ていて悲しくなった。
司令の扱いもどこか雑感が否めず、C.I.Gの面々もなのはの引き立て役にしか見えなかった。

もちろん、今回は『なのは』視点でのお話であり、参戦するからこそのメインという事も分かる。
『Main Story』に「様々な人物の視点で物語が進みます」と書かれている以上、C.I.Gの面々が表に立って動く話も可能性は残されている。

でも、それでも。

自分は、C.I.Gの面々だけでホロウと繰り広げるメインの物語を見たかった。
それが願いであり、そう続くと思ってしまっていたから。
その行違いが、結果、冷めた自分を生んでしまった。




これからの『INFINITY SOULS』に期待する事

今回のなのは参戦で『INFINITY SOULS』の意味は何となく分かった。
ただ、それが確実ではないし、いい意味で裏切って欲しいとも思っている。
特に『C.I.G Story』については、これからも更新されていく事を願っている。

現状「これまでの物話」と書かれている以上、メインの前座となるため、追加はなさそうに感じるが……。
それでも、自分としてはやはり、今までの『C.I.G Story』が好きであり、今でも『Main Story』の一部だと思っている。
恐らく今後はオリジナルキャラのエピソードを追加する際に『C.I.G Story』で更新されると予想するが、それとは違う『C.I.G Story』を楽しませてくれれば、個人的には続けていける意味が見いだせる気がする。

最後まで自分勝手な願いではあるが、それを期待し、これからもやり続けていこうとは思う。
冷めた自分とも冷静に向き合いがら。

最後に、個人的には都築先生には期待している。
混ざった色は決して消える事はない。
『なのは』という濃い色を加えた『INFINITY SOULS』でどのような絵を描くのか、出来る限り見届けていきたいと思う。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

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