見出し画像

とり憑いて想いを遂げさせることが正義だと思ったお梅さん

昨年最後の動画配信が、憑くということ でした。

この時のご供養とは違い、先日配信した 白蛇を我のまま操ったお梅さん では、はっきりとご本人がとり憑いた と言っておられます。

どうしてそうなったのか?

それはやはり 執着 であり、妄執 なのではないでしょうか。

 瑠璃のご供養では 何度も かどわかされた とか 盗賊にさらわれた という場面が出てきます。

子供のころは、不思議な話がいろいろとありました。
それは 子供の行動範囲を狭めるため と言いますか、安全のために怖い話をして遅くまで遊ばない とか 遠くまで出掛けないようにしたのではないか と思います。

 ひとさらい にさらわれる だから日の高いうちに帰っておいで

そんなことでしたが、もっと昔であればもしかしたら 日常茶飯に人が突然いなくなる ということがあったのかもしれません。

 お梅さんはそういう 盗賊にさらわれたひとりなのですが、病に臥せっていた母を心配し続けていたので、神さまが白蛇に お前の体を貸してあげなさい とお梅さんのもとへ遣わしました。

 最初は 母親の様子を見に行きました。
そして絶望しましたが、白蛇に体を返しました。
何度か そういうことがあった後、お梅さんは変わっていきました。

男を恨んだり憎んだりするあまり、昼間は娘の姿で旅の男と仲良くなり、夜は蛇おんなになって男を殺しました。

 そのうち 男に騙されて泣いている娘にとり憑いて、その娘に男を殺させるようになりました。
そして それを 正義だと思うようになっていったのです。

今世であれば、いろいろな理由で自分から家を出る人もいるでしょう。
家を出なくても、引きこもっているうちにうまく自分の感情を吐き出すことが出来ず、妄想に駆られてしまうことがあるかもしれません。

 そういう時、白蛇のような存在 眷属かもしれませんが、そういう存在を知ることでその後の人生が大きく変化する可能性は高いですよね。

 次は 大日如来さまとのお話で、眷属 ということについてお話させていただきます。

 動画を作っていくうえで 何度も読み返したり、朗読したものを聞き返しているうちに、ご供養したときとは違う感覚が芽生えたり、新たな学びを得たりしています。

 見ていただいて、聞いていただいて お役に立てば 嬉しいです(^人^)

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?