スクリーンショット_2019-04-26_1

PPMとは?

PPMとは、 ボストン・コンサルティング・グループによって開発された戦略策定ツールのことで、企業が多角的により複数の事業を展開するときの総合効果を分析し、各事業への資源配分を決定するときに利用するものです!

そして、市場成長率を縦軸に、相対的市場占有率を横軸ににとったサムネのようなチャートを作成し、事業のバランスを視覚的に捉えるものです!

今日はすごく真面目で難しい記事になりますw

昨日まで変な記事になってたのでw

PPMには”問題児・花形・金のなる木・負け犬”の4種類あるので、それぞれの概要を説明をしていきます!


1, 問題児


まず、チャート右上に位置する”問題児”と言われる事業は、

まだ立ち上げたばかりの事業に多く見られるものです。

特徴としては、

・相対的市場施入率・・・低い
・資金流入・・・少ない
・市場成長率・・・高い
・製品ライフサイクル・・・成長期(初期)
・資金流出・・・多い

簡単に説明すると、

・新規事業なので、使うお金(資金流出)は多いが入ってくるお金(資金流入)は少ないため、キャッシュフローはマイナスになる

・この問題児に投資することにより、競合からシェアを奪い、相対的市場占有率を高めることによって資金流入を増やす。

・全ての問題児が成長するわけではなく、その選別がとても重要になる。

という感じです!


2, 花形


2つ目の、チャート左上にある”花形”と言われる事業は、

事業の中で一番力を入れる事業になります!

特徴としては、

・相対的市場施入率・・・高い
・資金流入・・・多い
・市場成長率・・・高い
・製品ライフサイクル・・・成長期(中、後期)
・資金流出・・・多い

簡単に説明すると、

資金流出、資金流入共に多くなるので、キャッシュフローの源ではない。

・市場成長率が低くなることを想定し、この花形に投資をし続け、相対的市場占有率を高く保つ必要がある。

という感じです!


3, 金のなる木


3つ目の、チャート左下に位置する”金のなる木”と言われる事業は、

一番の稼ぎ頭の事業です!

特徴としては、

・相対的市場施入率・・・高い
・資金流入・・・多い
・市場成長率・・・低い
・製品ライフサイクル・・・成熟期
・資金流出・・・少ない

簡単に説明すると、

・資金流出が少なく、資金流入が多いので、キャッシュフローの源となる。つまり稼ぎ頭になる。

・ここで獲得できるキャッシュフローを、問題児や花形に投資する。

・市場成長率は停滞しているため、積極的な投資は行わない。

という感じです!


4, 負け犬


最後の、チャート右下に位置する”負け犬”と言われる事業は、

もうすぐ寿命を迎えるような事業のことです!

特徴としては、

・相対的市場施入率・・・低い
・資金流入・・・少ない
・市場成長率・・・低い
・製品ライフサイクル・・・衰退期
・資金流出・・・少ない

簡単に説明すると、

資金流出、資金流入共に少ない。

・原則的に、すでに投資した経営資源を回収して撤退し、他の事業での有効利用を図る

・売上規模は小さいが、資金流出が少ないため、高収益事業になる可能性はある

という感じです!

ちょっと会社経営のことを勉強しているので、

こういった記事を書いてみました!

これから少しずつ、こういった記事が増えていきますがw

今日も最後までありがとうございました🤗


#PPM #事業 #会社 #経営 #企業 #問題児 #花形 #金のなる木 #負け犬 #起業

僕のnoteは、日々学んだことや感じたこと、ふと思ったことなどを書いています。それが読んでくださる方に少しでもプラスになってくれればと思っておりますので、よろしければ遊びに来て下さい!