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ambrが注目するVR・メタバース最新ニュースまとめ【2023年11月22日】

こんにちは、ambr PRチーム 伊藤です。

このnoteを執筆していて気づいたのですが、本日は11月22日、「いい夫婦の日」と言われていますね。個人的には「わんわんにゃんにゃん」の日の方が好みではあります。
11月も後半ということで、クリスマスまであと1か月、クリスマスプレゼントにはぜひVRデバイスやVR/MRゲームはいかがでしょうか?Meta Quest3が発売されてから面白そうなVR/MRゲームが次々に登場していますよ!
※今回の記事には残念ながらゲームのトピックはないですが…

さて、今回もambrがピックアップしたVR・メタバース関連の気になる最新情報をお届けします。



Qualcomm「VIPガレージツアー」でルイス・ハミルトンにVRで会おう

※リンク先は英語のため翻訳した上でお届けします。

ニュースの概要

アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスで開催された、フォーミュラ1(F1)ラスベガスグランプリにて、参加者がルイス・ハミルトンとトト・ウォルフに会うVR体験が提供されました。これはメルセデス・ベンツとクアルコムのパートナーシップ発表に続く最新のコラボレーションとなりました。
ハミルトンがメルセデス-AMG ペトロナス F1チームのガレージを仮想的に案内します。
「Snapdragon Spaces」開発プラットフォームと「Trigger XR」を使用して作られたVIPガレージツアーは、Lenovo VRXヘッドセットで体験可能ですが、他のVRヘッドセットでの利用はできず、グランプリの参加者に限られているとのことです。

このニュースのポイントとしては、メルセデスベンツのような自動車メーカーがVRコンテンツの制作に関わることは、産業界におけるVR技術の活用の幅が広がっていることを示しています。
このような取り組みは、ブランドの革新性を強調し、特に若い世代やテクノロジーに関心のある層にアピールする可能性があります。また、自動車業界以外の領域への拡張は、将来的には新たなビジネスモデルや収益源を生み出すかもしれないと考えられます。


メタバースヨコスカEDUCATION 3Dデータ作成ワークショップ開催決定&受講生募集開始

先日取り上げた、横須賀市が市の魅力を発信し、観光を促進する目的でオープンした「メタバースヨコスカ」の新情報です。

今回、市民がデジタルコンテンツ制作のスキルを身につけ、力強いクリエイターとしての活躍を目指す「メタバースヨコスカEDUCATION」を開講します。
この教育プログラムでは、ゲーム開発プラットフォーム「Unity」と3DCG制作ソフト「Blender」の基本操作を含む全6回の無料講習を提供します。さらに、Webブラウザ上で動作するWebARを作成する開発プラットフォーム「8th Wall」に関する特別講習も実施されます。
横須賀市在住・在学・在勤の中学生から社会人まで幅広い対象者を対象としており、市民がメタバースに関連する最新技術を学び、将来的にはデジタルコンテンツの分野で活躍するクリエイターとしての道を切り開く機会を提供する試みです。

中学生から社会人まで、様々な年代の市民が参加できることで、メタバースとデジタル技術に関する教育の普及が期待されます。これは、メタバースの理解を深めるだけでなく、将来のクリエイティブ産業における人材育成にも大きく寄与するでしょう。

今後、このようなイニシアティブが拡大し、さらに多くの市民がメタバースの世界に触れ、その中で学び、成長することができるようになれば、地域社会のデジタル化とイノベーションを促進する大きな一歩となるでしょう。メタバースヨコスカEDUCATIONは、地域社会に新たな価値と可能性をもたらし、今後さらに期待が高まるプロジェクトです。


『#鉄道むすめ巡り2023』メタバース展 開催

ベネリックデジタルエンターテインメント株式会社が運営するメタバースの商業施設「そらのうえショッピングモール」にて、タカラトミーグループのトミーテックと協力して、2023年3月17日から2024年4月15日まで、『♯鉄道むすめ巡り2023』の展示会が開催されます。

「鉄道むすめ」は、「鉄道職場で働く」をモチーフに、トミーテックが展開しているオリジナルのキャラクターコンテンツで、 全国各地で活躍する「鉄道むすめ」がいる鉄道事業者を巡るスタンプラリーとして、2012年に開始されたのが「鉄道むすめ巡り」です。
2023年の第七回は、初めてのデジタルスタンプラリーを採用し、スマホで二次元コードを読み込むと取得ポイントに応じてフルカラーのスタンプやスマホ用壁紙などがゲットできる企画となります。

この展示はメタバース内の商業施設を活用することで、メタバースの活用が地域コミュニティや文化の促進にどのように役立てられるかを示す興味深い例です。
全国に広がる鉄道網とそのファンを考慮すると、 どこからでも参加できる点は特筆すべきです。
実際の商業施設でも展示用のスペースがありますが、「そらのうえショッピングモール」も現実性が上がって今後の取り組みの広がりに期待したいですね。


シャープのVR/MRグラスついに披露、「Tech-Day」開幕

シャープは11月10日から12日までの間、東京ビッグサイトで「SHARP Tech-Day」という技術展示/体験イベントを開催しました。このイベントで、シャープはスマートフォンやPCに接続して使用するVRグラスとMRグラスのコンセプトモデルを披露しました。発売は2024年夏を予定しているとのことです。

今回発表されたVRグラスは、ユーザー体験の向上を目指しており、特に視度調整機能の搭載は、より幅広いユーザー層への配慮を示しています。一方で、MRグラスについてはあまり情報が多くなかったようですが、コンセプトモデルは、日常生活やビジネスシーンにおけるMR技術の可能性を広げることを示唆しているとのことで、今後のウェアラブルデバイス市場における新たなトレンドを形成する可能性があります。シャープの今後の動向に注目が集まります。


シャープ、世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット2023 Winter」に初出展

もう一つシャープについてのニュースをお届けします。

シャープは2023年12月2日から17日まで開催される世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット2023 Winter」に初めて出展します。
「企業ワールド」内の「パラリアルロンドン」エリアに出展し、2024年夏に発売予定のVRヘッドマウントディスプレイ(HMD)を参考展示します。参加者は自身のアバターでバーチャル空間内を歩き回り、新製品を疑似体験したり、3D作品を鑑賞することができます。

先のニュースでもわかるように、シャープはVR/AR技術など、デジタルと現実の境界を融合させる新しい技術に注力していることが伺えます。

今回の出展は、製品開発だけでなく、マーケティング戦略においても革新的です。現実の展示会だけでなく、メタバース内でも製品を展示することにより、シャープは消費者との新しい接点を創出し、製品に対する関心を高めることができます。
また「バーチャルマーケット」はバーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数としてギネス世界記録(TM)に認定されていることから、テクノロジーの進化が製品開発と消費者エンゲージメントの両方において可能性を開いていると感じますね。


メタバースでECサイトは進化できる! VRChatワールド「FUTURE 20th SQUARE」に込められた想い

ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップが11月10日にVRChat上に専用ワールド「FUTURE 20th SQUARE」をオープンしましたが、 この記事ではこのワールドを紹介しつつ、フューチャーショップが考えるメタバースとECサイトの関係についても紹介されています。

今回のワールドは、「futureshop」のサービスリリース20周年の記念としてオープンし、未来の買い物の姿として「メタバース上で買い物できる未来」を表現したものだそうです。オープニングイベントで登壇した星野社長によると「今はまだネット上で思い出を作りながらショッピングはできないけど、バーチャル空間ならそれが可能かもしれない」とのことです。

確かに、オンラインショッピングが一般的となった昨今、家にいながらほしいものを手に入れることができる反面、「あの時の思い出の○○」が少なくなったというような意見もネット上で見られています。
「そらのうえショッピングモール」やこの「FUTURE 20th SQUARE」など、メタバースでのショップ展開が広がれば、だれかと買い物に出かけるようにメタバースのワールドを訪れ、思い出とともに買い物ができる未来も、そう遠くないのではないでしょうか。


最後に、ambrでは法人向けに仮想空間の設計・構築・運営を行なっています。

VRやメタバースにご興味をお持ちの企業様へのソリューションのご説明、お打合せ等も行っております。ディスカッションベースでのお打ち合わせも可能です。

どうぞお気軽にお問合せください。


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