竹原ピストルに歌ってほしい #3
【頼むから死なねーでくれ】
「神様であるお客様も来ねーし、地獄で沙汰する金もねーし、
いっそ死んじまった方が楽だって理屈は分かる。
どうせこの子を養えるほど私強くねーし、養ったところで感謝されるかどうか分からねーし、
いっそ死んじまった方が楽だって理屈はわかる。
でも、理屈だけで言ったら、知ってるかい?
クマンバチは空を飛べないらしいぜ。
小っちぇえ羽しかなくて、でっけえ体を宙で支えられる理屈はねらしいぜ。
住処であるネトカフェも閉まったし、東京逃げ出す金もねーし、
いっそ死んじまった方が楽だって理屈は分かる。
どうせ仕事を変わっても才能ねーし、働いたところで感謝されたことなんかねーし、
いっそ死んじまった方が楽だって理屈は分かる。
でも、理屈だけで言ったら、知ってるかい?
黒い白鳥はいねーって事だったらしいぜ。
トライした事もねーのに、ねえって決めつける理屈は覆ったらしいぜ。
UFOまで出てくる今の時代だ。
理屈なんかじゃねえ明日があるかもしれねえぜ。
少なくとも、オメエがいなくなったからって、見ず知らずの俺が悲しくなるのは理屈なんかじゃねえんだし。
頼むから、理屈じゃねえ未来を見届けることに俺と一緒にワクワクしてくれよ。頼むから。」
と言う主旨の歌を、「言葉のマジシャン」である竹原ピストルに歌ってほしいと思っているのは、私だけじゃないと思う。
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