竹原ピストルに歌ってほしい #6

【ほっとけ、ほっとけ】

「あいつがお前をいじめて来るのは、要するに怖いからなんだよ。

下を作る事でしか、真ん中にも行けないうすっぺらい自分しかないのを認めるのが怖いからなんだよ。

あいつがお前を責めるのは、要するに怖いからなんだよ。

仮想の敵を作るしか、自分を防御できない後ろガラ空きの鎧を認めるのが怖いからなんだよ。

ほっとけ、ほっとけ、あいつなんかほっとけ。

あいつが、悪魔の仮面でお前を追いかけるのも、要するに怖いからなんだよ。

弱い自分に厚塗りの化粧をして、弱みの尻尾を掴まれるのが怖いから逃げてるんだよ。

あいつが、正義ヅラしてお前を責めるのも、要するに怖いからだよ。

どうせあいつには正義が何かなんて分かっていないのを認めるのが怖いからなんだよ。

ほっとけ、ほっとけ、あいつなんかほっとけ。

あいつが、無駄に味方を募るのも、要するに怖いからだし

あいつが、心から笑う仲間がいないのも、要するに怖いからなんだ。

どうせ弱い者同士の空約束、連帯も共感も無いのを認めるのが怖いからなんだよ。

ほっとけ、ほっとけ、あいつらなんかほっとけ。

ほっとけ、ほっとけ、お前が正しい。

ほっとけ、ほっとけ、正しいお前が負ける必要なんてない。

ほっとけ、ほっとけ、正しいお前が戦う必要なんかない。

ほっとけ、ほっとけ、逃げる必要があったら逃げたっていい。

ほっとけ、ほっとけ、関わる事であいつにチカラを与えるな。

ほっとけ、ほっとけ、時間が解決する事もある。

ほっとけ、ほっとけ、ほとけ様になれ。」

という主旨の歌を、(色々な言い方をしてきたけれど、これが一番ぴったりだと思うので、これからはこれに統一→)「言葉の格闘家」である竹原ピストルに歌にして歌ってほしいと思うのは、私の孫たちだけではないはずだ。



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