『劇場版 呪術廻戦0』を観に行ってきました。
呪術廻戦は東堂初登場あたりまでしか読めていなかったのですが、気になり過ぎて、つい観に行ってしまいました。

いやーしかし面白かった！

そこまで内容知らないにも関わらず、面白かった。何が良かったって、バトルものなのに純愛し過ぎてて。
ネタバレは避けますが、とてもシンプルで分かりやすい映画でした。展開も王道でしたし、キャラ達の立ち位置もオードソックスでした。
ただ、不思議なのが、それでも面白いという点。

面白い漫画を観ていて思うのは、展開は常に王道なのに面白いということ。バクマンでいう『味付けが美味い漫画』なのだろうなと思います。
具材は普通で馴染みやすいのに、スパイスでしっかり自分の味を出せるから人気なのだろうな、と。
それが画風なのか、掛け合いなのか、キャラなのか、それは作家さんによると思いますが。

呪術廻戦って、凄く残酷描写が多いし、とてもグロいと個人的には思います。それでも受け入れられてるのは、やはりキャラに感情移入しやすいからなのかな、と思います。
0の主人公の乙骨クンの境遇なんて、映画観ながら泣きそうになりましたから。てか、初っ端から重いし。

呪術廻戦って、設定は漫画なんですけど、キャラが抱えてる悩みは、読者と同じなんですよね。だから親しみやすくて。

こんな作品が描きたいなぁ。
負けてられん。

いや勝ち負けもないんだけどね。汗

自分のペースで頑張ろう。
自分の作品が誰かの生きる糧になれるように。