乳牛のこと知らなかったよ

昨日、お義母さんが、とある牛乳会社の工場見学に行ってきた。その話によると、

・母牛は妊娠、出産すると、子牛に少しだけ初乳を与えた後、残りの乳は人間に搾乳される。

・母牛は、5回ほど人工的な受精・妊娠・出産を繰り返し、妊娠できなくなると、屠殺されて牛肉になる。

とのことだった。

ちなみにお義母さん、1歳の娘に授乳中の私の横でにこにこしながら話していたんだ。私は同じお乳を出す存在として、母牛のことを考えると、なんとも重くツラい気持ちになってしまった。

ちなみにその横で、4歳の娘が、「なんで(母牛は)牛の赤ちゃんとバイバイするの? なんで? なんで?」と質問責めである。私は何度も母牛の生き方を説明しているうちに、同じことが自分の人生に起きたら、絶望してしまうなぁ…と哀しくなってしまった。

お義母さんは、「だから、牛乳はありがとうって飲まないとね!」とアッサリ締め括っていたけど、私は一晩経っても、母牛の生き方が自分と重なってしまって、なんだかなぁ…と暗い気持ちだった。

そこで、noteで「乳牛」で検索すると、酪農家の女性の記事が出てきた。

牛に対する愛情とは少し違う思いや、大変な作業の中で牛乳を作っている様子が伝わってきたこと、何より、私が牛だったら、こんな人に世話してもらえたら楽しいな、と思った。

まだまだ知らない世界がある。

娘にまた伝えてあげたいことがある。

今日もいい1日になりますように!


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