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ネタバレがないと映画さえ見れない

ネタバレがないと、
せめてあらすじがないと、
どんなに好きな監督の作品で、どんなに好きな俳優さんが出ていて、どんなに観たい映画であっても観ることができなくなってしまった。

というのも、パニック発作の症状が出るようになってから、自分の不安になる要素がその映画や見るコンテンツにないか確認しないと、怖くて観れなくなってしまったのだ。

(※具体的な症状についての記載はないので、同じような方も安心して読まれてください)


それ以前に映画中に症状が出ないか心配で、映画館に行くこと自体のハードルが高い。その上、何も知らない状態で行くとなると、それだけで予期不安から症状が出やすくなってしまう。

なので、自分が安全に安心して作品を楽しめるよう、自らネタバレを探しに行くようになった。


ネタバレがないほうが楽しめるという方がおそらくマジョリティで、あまり理解されない感覚だろうとはわかっている。だけど、同じような理由であらすじや流れを知りたいという人もいるのではと思う。

軽く検索したところ、同じ症状を持つ方はそもそも映画館自体のハードルが高いという方や観に行くときの策などは見つけられた。
ただ、同じ症状を理由にネタバレを欲する記事はすぐには見つけられなかった。

それもあって、自分と同じような方が検索してみたときにこの記事が目に入り、共感や安心する人がいればいいなと思いこの記事を書き始めました。

もちろん全員が全員じゃなく、ネタバレを避けたいパニック持ちの方もほぼ確実にいるし、症状の違いはあるのでひとくくりにはできないけれど、こういう人もいる、という話です。


その点でいくと、同じような症状を持つ人ではなくても、ネタバレありの方が楽しめるという方はいるようで、
自分のように苦手な要素がないか確認しておきたい人もいれば、単純にネタバレOKという人まで。おそらく論争もあるようだけど、人それぞれに。

わたしの場合は、たしかに昔からネタバレされたとしても楽しめるタイプで、でもネタバレなしで見る感覚や楽しみ方も昔は感じていたので、現状どちらの気持ちもよくわかる。

というのもあり、他人に対してのネタバレには人一倍気をつけている。
ネタバレって確実に不可逆なので。

そしてSNSで繋がりがある方だと同じようにネタバレ配慮される人が周りに多くて、ホットな話題のネタバレがほぼ流れてこない。
実をいうと、信頼する方や良いなと思っているフォロワーさんからのネタバレをむしろ知りたいのだけれど、そういう方はあまりネタバレをされない、というありがたいような困り事を感じていたりする。

そんな話でもありました。




これまで書いた記事とは毛色も空気も変えましたが、元々ここを始めるときはこんなことを書きたくて、でも書けなくて、今回は書いてみた、という記事でした。おしまい

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